【樹齢】：300年 【樹高】：8m 【幹周】：3.45m 【指定】：町 03.4.27撮影 05.10.23撮影 07.4.21撮影 11.10.8撮影		さくら　さくら
		長沢のシダレザクラ		広島県山県郡芸北町長沢
				03/4/27
		芸北町のシダレザクラとしては最も有名な桜である。 　田んぼの中の小高い場所に立っており、樹形も美しく、青空をバックに撮影できるので、カメラマンにとっては絶好の被写体だと思われる。 　この木は墓標として植えられたとのこと。
		もう少し樹高と枝の張り出しが大きければ県外からでも人を集められそうだ。 　しかし、幹周りも太く、老木の雰囲気がよく出ていて趣がある。
		ぬかるみに気をつけながらそばまで登ってゆくと、一部折れてしまっているのが分かるが、花付きはまずまずで、淡い白い花の色が何ともはかなげできれいだ。写真では赤くなっているが、実際はもっと白っぽい花である。 　なお、樹勢の衰えを心配して６月に樹木医による治療が行われた。
		（２００５年１０月２３日撮影）
		紅葉の様子を見に訪れてみると、思ったより多くの葉っぱが残っていて、なかなかきれいである。 　他のシダレザクラがほとんど落葉していたので期待していなかったが、ようやく紅葉したシダレザクラに出会えた。
		今まで小雨が降っていたのに、ここに来る頃には晴れ間が出ていた。 　せっかくなので、見上げるアングルで青空と一緒に撮影（左の写真）。 　もちろん花の季節ではないので、花見客はゼロ。ゆっくりと観察することが出来た。
		治療した跡が痛々しく、大きな枝が折れた後が見える（左の写真）。 　葉っぱはたくさんつけているようなので、心配するほどには樹勢は衰えていないのかもしれない。 　有名な桜なので訪れる人も多いと思うが、根元の周りには行かないようにしていただきたい。
		（２００７年４月２１日撮影）
		花の頃に来るのは久し振りだが、治療が上手くいっているみたいで、多くの花をつけている。 　少し時期が早いので、全体的に赤っぽく見える。 　人気の桜なので、駐車場の心配をして訪れたが、今年は駐車場が作られ、周りのぬかるみが埋め立てられだいぶ整備されていた。う〜ん、あまりやり過ぎると．．．あぁ、また余計なことを言いそうに（＾＾；
		（２０１１年１０月８日撮影）
		紅葉は、と思って訪れてみたが、ほぼ葉っぱを落としてしまった後だった。 　樹形とロケーションが良いので花の頃にはカメラマンがたくさんやって来るが、さすがにこの時期に訪れるのは、私のようなもの好きだけである（笑）
		＜アクセス＞ 　 　戸河内ＩＣから国道１８６号を北上し、芸北町に入って大朝方面に向う県道４０号分岐を過ぎてまもなく、県道１１３号に右折する。少し走ると右手奥に桜が見えてきて、民家が切れたその先の道を右折すると、やがて桜の上側に出る。この辺が広くなっているので駐車できる。
		Copyright(C)2003 All Right-resere tonari