(被爆樹) 撮影日 2011.4.9 2018.4.1 2023.4.2 |
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広島市役所の被爆桜 | 広島県広島市中区国泰寺町1丁目 広島市役所前庭 | |||
2011/4/9 | ||||
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広島市役所の前庭(路面電車通り側)には3本の被爆桜がある。爆心地から1050m。 北側には2本あり、緑地の奥の方にあるのでちょっと分かり辛い。 根元から二股になっていて、幹は細く、空洞化や樹皮が傷んでいるので、明らかに樹勢は良くない。 |
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もう一本のソメイヨシノも根元から二股になっている。 どちらも樹勢が良くないようだが、被爆から65年以上経っており、ソメイヨシノの寿命から言えばよく長生きしているとも言える。 花つきはあまり良くないが、儚げな咲きようが今の状態を表しているとも言える。 |
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南側の木は分かり易いが、近くに赤いシダレザクラがあるので、そちらに目を遣られるだろう。 斜めに伸びていて、こちらもあまり花のボリューム感は無く、樹勢は良いとはいえそうにない。 3本とも斜めに伸びているのは被曝の影響だろうか? |
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(2018年4月1日撮影) | ||||
7年振りの訪問となる。 盛期は過ぎているが、花は良く咲いており、散った花びらが周囲に広がっている。 駐輪場側に伸びた幹は比較的しっかりしているようで、枝の張り出しも大きい。 |
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北側のもう1本も、大きく枝を広げ多くの花をつけている。 樹勢旺盛とは言えないまでも、現状維持は出来ているように思える。 |
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南側の1本は大きく斜上しているので、支え棒がしてある。 こちらも花を多くつけ、元気そうに見える。 |
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(2023年4月2日撮影) | ||||
南側の桜から撮影を始める。 ここのソメイヨシノは大きく斜上しているので、支えがないと倒れてしまう。 樹勢は良いと思えないのだが、根回りは養生してあり、手当はなされている。 花の盛期は過ぎているが、たくさんの花をつけていてまずまず元気そうである。 樹勢の良い木のようにモコモコとした花はついてはいないが、被爆の影響から考えればよく頑張っているのではないだろうか。 根回りはには足を入れない方が良いので、撮影のために緑地には足を入れたが、十分距離は取った。 |
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続いて北側の2本を撮影する。 こちらは両方とも根元から2本に分岐して、それぞれに斜上している。 根元からするとそれぞれ1本ずつの木のようではあるが、こちらも支えがないと倒壊してしまうだろう。 花をつけていない枝もやはり見られるが、以前と同じくらいの樹勢だろうか。こちらも根回りが養生してあり、幹も”包帯”がなされている。 |
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ここは庭への立ち入り禁止かな〜でも標識はなかったし、根回りに近づかなければ良いだろうと、庭の部分に足を踏み入れて、距離を取って撮影する。この辺の判断が難しい。ダメだということであれば、それを守って撮影するので、関係者の方、配慮が必要であれば掲示板の方にご指摘願う。 桜以外にもボリューム感がある馬酔木の花が咲いているし、赤・白のツツジも咲き始めている。 休日の市役所は閑散としたものだが、これらのソメイヨシノをどれだけの人が気に掛けているのだろうか。 |
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<アクセス> | ||||
広島市役所にあるので、特に説明しなくてもいいですよね? |
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