【樹齢】:400年
【樹高】:15m
【幹周】:4.1m
【指定】:
(倒壊) |
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さくら さくら |
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戸河内のしだれ桜(寺谷のエドヒガン) |
広島県三次市布野町戸河内寺谷 |
04/4/10 |
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この樹は広島県下最大のシダレザクラである。
南に向かって斜めに立ち、よじれるように幹は分岐して天に向かっている。
上に伸びた幹は枯れているようで花は付いていないが、横に伸びた幹にはたくさんの花が付いている。 |
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ちょうどアーチのように道に枝を伸ばしているので、花の時期は本当に花のトンネルとなる。
今は石段だけしか残っていないが、かつては教念寺というお寺があったそうで、このシダレザクラもそのお寺の境内に植えられていたものかもしれない。
広島県下第1位という割には知名度がないが、布野町の道の駅でも紹介されていたので、徐々に知名度が上がって行くだろう。
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下から見上げてみた(左の写真)。
こうしてみると、鳥が青空に飛び立とうとしているように見える。
樹勢は衰えているが、これだけ太いシダレザクラはほとんど見ないので長寿を祈りたい。 |
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※2004年秋に数多く上陸した台風の影響で、根元から倒壊しました。現地確認しましたが、枯死した風ではないので花を付けてくれるかもしれません。今年花を見に行かれた方はご連絡お願いします。
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(2005年3月21日撮影)
台風で倒壊したとの情報を得たので状況確認のため寄ってみた。
傾斜したほうにあった支えの棒が倒れたので、本体も耐え切れず倒壊したのかもしれない(左の写真)。 |
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しかし、枯死した木から受ける印象と異なるので、まだ生きているように感じた。
この時も蕾を確認したが、花の時期に訪問された方から画像を送ってもらい開花を確認した。
治療するとなるとたくさんのお金がかかるのだろうが、これだけ大きなシダレザクラは稀なので、樹勢回復の治療は出来ないものだろうか? |
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<アクセス>
三次市中心部より国道54号を北上し、布野町の道の駅を過ぎてまもなく君田村に向かう県道62号の案内が出るので右折。道なりに走っていると左手に大きな看板が出ている。駐車場はない。
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