【樹齢】:300年 【樹高】:20m 【幹周】:11.4m 【指定】:村 撮影日 2005.11.20 2023.2.26 |
ブナ科 <山毛欅> | ||||||
|
|||||||
志多備神社のスダジイ | 島根県八束郡八雲村西岩坂 志多備神社 | ||||||
|
|||||||
伯耆の大シイと共に日本一のシイとされる樹勢溢れるスダジイの巨樹。 最初目にしたときに、川棚のクスの森を連想したほどである。 9本の巨大な幹が四方八方に伸び、今にでも動き出しそうな躍動感がある。スダジイ独特の朽ちたように見えるうねるような樹肌も力強さを感じる。 龍のような太い注連縄が巻きつけられている。 |
|||||||
実際に訪れた感じは、上の写真よりもっと圧倒されるのだが、画角の狭い標準レンズしかなく、その大きさを十分に伝えられないのが残念だ。広角レンズを持っていればと悔まれる。 日本一の名にふさわしいすばらしい巨樹である。松江近郊に行かれることがあれば、少し遠回りしてでも寄ってみる価値はある。 |
|||||||
また、志多備神社へ登る階段そばに、幹周り6mのスダジイの巨樹が立っている。 先に日本一の木を見た後に見たので、幹周り6mという大きさにもかかわらず、随分と小振りに見えてしまった。こちらの木も更に年月を経れば素晴らしい巨樹へと成長するのだろう。 |
|||||||
(2005年11月20日撮影) | |||||||
|
|||||||
(2023年2月26日撮影) | |||||||
約17年ぶりの訪問である。17年ぶりではあるが、この巨樹のインパクトが強かったせいか、もうそんなに経ったのかと記録を見直して驚いた。それだけ記憶に残っている巨樹なのである。 クスノキの巨樹にも負けない存在感はそのままに、まだたくさんのひこばえを出してさらに大きくなろうとしている。大枝は伐採されたり折れているのだが、まだまだ樹勢旺盛である。 たくさんの巨樹巨木を撮影しているというのに、まだこの木のすごさを表現できていない自分の技量のなさを改めて感じる。いつか表現できるようになりたいものである。 |
|||||||
もう一つ大きなスダジイがあるのだが、もう一つが大き過ぎて見過ごされるかもしれない。 こちらも将来的には巨樹に生長する可能性が十分である。ひこばえが元気に育っている。 花の芽も確認できた。この辺の開花時期はいつ頃だろうか。5月初めくらい? |
|||||||
|
|||||||
<アクセス> 八雲村役場より南下する広い道路があるので数キロ南下すると、左手にこの樹の見学者用の駐車場が設けてある。トイレ有。少し歩けば樹に会える。 |
|||||||
|
|||||||
Copyright(C)2003 All Right-reseaved tonari |