広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:4.2m
【幹周】:?m
【指定】:
 
(被爆樹)

撮影日
2019.8.12
2023.11.19

その他の裸子植物

広島別院のソテツ 広島市中区寺町1-19 本願寺広島別院

 
 強い夏の太陽の日差しのもと、生い茂った光沢のある葉っぱが、光を強く照り返している。
 お盆のお墓参りのための車がたくさん停まっており、日向に居るだけで汗が大量に流れるような気温と日差しである。
 
 
 
 北側に伸びた幹が一度地面に着いて、そこから再び上に伸びる特徴的な樹形をしている。
 クスノキやアシウスギなどでも一度地面に着いてから伸びるものはあるのだが、ソテツでは見たのは初めてである。原爆の影響かどうかはよく分からない。通常は光を求めて伸びるはずなので、生長に何らかの影響はあった可能性はある。

 ただ、見ての通りの旺盛な生命力を見せつけており、これからももっと大きく成りそうである。

 しかし、この日は暑かった(^^A

(2019年8月12日撮影)

(2023年11月19日撮影)

 善正寺のサルスベリ、報専坊のイチョウと撮影したので、その流れでこのソテツも様子を見に来た。
 前回はお盆の時期だったため人が多く、車の動きもあったのでゆっくりできなかったが、今回は夕方ということもあるだろうが、のんびりと撮影できた。
 

 根回りにツワブキがよく咲いていてきれいである。

 今年はソテツの花を見ることが多かったが、この木は咲いていないなとその時は思ったのだが、後で写真を見ていると、「おや、雌花の跡のように見えるな」と思えるものがある(下の写真)。我ながら観察眼がないなぁ〜撮影されたことがある方は教えてください。
 
  


 <アクセス>

 横川駅から路面電車に乗り、別院前の電停で下り、少し南にいってすぐを左折。信号の先が門になっている。駐車場有。
 

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