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スギ科 <杉> |
【樹齢】:不明
【樹高】:25m
【幹周】:2.1m
【指定】:県 |
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洗川の谷渡り台杉 |
広島県山県郡戸河内町洗川 |
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谷に橋をかけているような特異な形状をしたスギで、県指定の天然記念物となっている。
左の太い部分が元々の根元で、周囲は5.5m。上方に伸びた枝(だったもの)で最大のものは、一番左のもので、幹囲は2.1m、高さ25mである。 |
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この木のある場所は、沢というほどではないが、水の通り道となっている湿った環境で、このスギ自体にも多くの苔が付着している。
このようなスギは今まで見たこともなく、ただただ見上げるばかりである。 |
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左は根元付近の写真である。
倒木は、根元だけを残して倒れるか、根元から根こそぎ倒れるかだと思うが、この木の場合は斜面に生えていたものが生長にしたがって自身の重さに耐えられなくなって徐々に”谷渡り”となったのだろうか。
なお、戸河内町の巨樹を纏めた「とごうち巨樹探訪」(戸河内町教育委員会)にこの木の詳しいデータがあるので参照されたい。戸河内町の道の駅にて販売している。 |
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(2003年9月23日撮影)
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(2006年11月25日撮影) |
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新しいカメラに移行したのを機に魚眼レンズを使い出したが、それにはこの木をもう一回撮りたかったという理由がある。標準レンズでは様子が伝え難いと感じたからである。
暗い道を登ると、狭い谷に架かる”橋”は以前と同じ様に出迎えてくれる。
早速魚眼レンズでこの木の雰囲気を伝えようといろいろ試すが、なかなか思い通りにはいかなかった(^^; |
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しかしながら前回の写真より広く写っているので、雰囲気は伝わっただろうか?
何度見ても不思議な樹形である。 |
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<アクセス>
戸河内ICを下りて国道191号を芸北町方面に進む。戸河内町の役場近くで谷渡り台杉の案内が出ているのでそこを右折。道なりに進み、2kmほど走ると退避スペースのあるところに案内が出ている。車はその退避スペースに停める。案内にしたがって谷を数分登ってゆくと見えてくる。足元が悪いので、汚れても構わない靴でどうぞ。
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