広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:25m
【幹周】:5.7m
【指定】:県
(社叢として指定)
 スギ科 <杉>

本宮八幡神社のスギ 広島県賀茂郡豊栄町乃美 本宮八幡神社

本宮八幡神社のスギ 
 実りの季節には黄金色の絨毯を広げる乃美の町の一角に鬱蒼とした森がある。この地区の八幡神社の中核となる本宮八幡神社である。

 この社叢には大木が多く、確認した範囲だけでも幹周り3mクラスは数本、5mクラスのスギの大木2本が見られた。スギ以外の木も3mには及ばないが、太いものが多い。左の写真の木が最大かどうかは分からないが、最大クラスには間違いない。

 この神社で最も大きかった木は、社の右手にある「美人杉」で、幹周りは8mを越えたと言う。過去形で表現したのはこの木が台風で倒壊したからである。
美人杉の切り株 
 今は切り株だけが残され(左の写真)、その切り株もかなり朽ち果てて往時の面影も見られない。

 新たにスギが植樹してあるが、美人杉に匹敵する大樹になるには何百年かかるだろうか?
 (2003年2月8日撮影)

 
 <アクセス>

 国道375号線を北上し、豊栄町に入ってすぐ、左手に消防署があるのでそこを左折し道なりに進む。賀茂北高校を過ぎ、道路が赤く舗装してあるカーブのところから鳥居が見える。近くに退避スペースがあるので、邪魔にならないように停めよう。

Copyright(C)2003-2006 All Right-reseaved tonari