広島県の大樹  スギ科 <杉>

【樹齢】:1200
【樹高】:33m
【幹周】:17m
【指定】:市


岩屋の大杉 福井県勝山市北郷町岩屋

 
 子供を恐竜博物館へ連れて行くことになったので、それではついでに福井県の巨樹巨木にも会いに行こうといろいろ調べていると気になったのがこの大杉。

 連れてきた、巨木に興味のない息子君も「おぉ」と感嘆の声をあげた。

 幹回りが10mオーバーになると重量感がまるで違うのだが、このスギの場合は横に張り出して上へ伸びるその生命力が見る者を畏怖する。

 かつては12本もあったというから、その頃の姿は壮観だったことだろう。
 
 葉っぱは青々として樹勢は問題なさそうである。

 樹形からアシウスギだと思うが、杉は真っすぐだというイメージはまったく覆される。アシウスギは生命力を感じさせる樹形が多いのだが、この木は別格である。

 これだけの被写体があるのにそれを表現するのは難しいなあ〜。子供に気をとられていることはあるのだが…。
  
 こちらは大杉に行く前に見られる夫婦杉。根元がくっついている杉は多く見られるので感動は薄いが、これが500年くらい経ったらすごい樹になっているかもしれない。

(2019年7月28日撮影)
 

 
 
<アクセス>
 
 恐竜博物館のある勝山市中心部より国道416号線を西進し、市荒川大橋を渡る手前で右折して山に向かう。岩屋観音の案内は所々に出ているのでそれに従いながら山道を登ると岩屋キャンプ場に到着する。駐車場有。車を置いて少し戻ったところの鳥居をくぐって登ってゆけばよい。
  

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