広島県の大樹  スギ科 <杉>

【樹齢】:不明
【樹高】:40.3m
【根周】:8.15m
【指定】:

久地の千年杉 広島県広島市安佐北区安佐町久地 岳山山麓

久地の千年杉久地の千年杉 
 岳山の山麓、ため池の上の急斜面に巨大な台杉がそびえている。

 千年杉と名付けられているが、樹勢も良いし精気に満ちているので、おそらくそれほど樹齢は無いと思われ、まだ青年期のスギではないかと思う。

 このまま順調に育ってゆけば、名前の通り千年は生きるだろうし、その頃にはまた違った姿を見せてくれることだろう。

←斜面にある針葉樹は、谷側の根の発達が素晴らしい。
久地の千年杉 
 谷側に向かって水平に幹を伸ばし、そこから上に反るように聳えている。
 根周りは8.15mとまだ細いが(十分太いが^^)、樹勢の良さから考えれば、将来広島県最大の巨樹になる可能性を持っている。

 なお、私は標識に気付かず撮影してしまったのだが、根の保護のためにロープから内側に入ってはいけないことになっていた。管理者の方すみませんm(_ _)m

 言い訳をさせて貰えば、ロープが張っていなかったので。。。多くの人が根を踏むと樹勢が衰えるため、ご協力をお願いいたします。久地の千年杉
 
(2011年9月25日撮影)

 
 <アクセス>

 広島ICを降りて三次方面に進み、すぐの高架下の大きな交差点を左折。斜めのT字路を右折してアストラムラインの下を通る県道38号線に乗る。大原下橋南詰の信号で右折してくすのき台方面に向かい、山の中を通り、再び町に入ってポプラを過ぎ、戸山分れの信号でくすのき台に向かう県道77号線に左折し(右にガソリンスタンド有り)すぐの道を左折する(大きな案内看板あり)。高速道路の側道に上がる道で、最初の橋を渡って高速道路の対岸に行って左折し、まもなく次の城下橋西詰めにある登山口に到着する。大きな看板もあるので見落とすことはない。
 車はこの辺に駐車できるが、上手に停めれば10台くらいのスペース。前に停めた人の配慮がなければ5台分くらい。高速のバス停に行くための道なので、普通車が通れるくらいの空間を空けておけば良いと思う。

 ここから登山道を進んで行くと千年杉の分岐に看板があり、一旦谷を下って戻り返すと見えてくる。およそ徒歩10分。登山靴までは無くても良いが、千年杉周辺は急傾斜のため、運動靴以上の装備で。
 

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