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スギ科 <杉> |
スギ
【樹齢】:不明
【樹高】:25m
【幹周】:6.4m
【指定】:
モミ
【樹齢】:不明
【樹高】:25m
【幹周】:4.89m
【指定】: |
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若杉天然杉 |
島根県益田市美都町板井川若杉 |
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峡谷の紅葉の時期なので、美都町の双川峡、匹見町の奥匹見峡に行く計画を立てたが、他に周辺で行くところはないかと探していると、「若杉天然杉」という巨木の混じる樹林があることが分かったので訪れてみることにした。
インターネットで調べても詳細な情報が見つからないので(別の場所を地図で示しているページがあった)、まぁ、何とかなるだろうと とにかく行ってみた。
双川峡の入口を過ぎて更に奥に進むと標識が見つかるのでそこから歩き始める。踏み跡はしっかり残っているがあまり人が来ている様子ではなく、一部 道が崩れた場所もあり、注意して歩く。登り始めて40〜50分で最大のスギが集まる場所に到達する(左の写真)。 |
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いくつも分岐したスギで、旺盛な樹勢を感じる。
左の写真の中央が最大のもので、両脇のスギも大きい。
最大のスギ(冒頭の写真)は、台杉というには少し小ぶりではあるが、イチョウイモ(笑)のような樹形で存在感がある。
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根元から見上げてみる(左の写真)。
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最大のスギに到達するまでにも、ケヤキ、スギ、モミの巨木・大木を見ることが出来る。
左の写真は、確認した中では一番大きなモミで、幹周りは4mを越しているだろう。
登山道(と呼ぶのかなぁ?)沿いにはケヤキがたくさん林立し、紅葉の時期とあって、空に映える紅葉が美しい。 |
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道から外れた場所に、常緑樹に囲まれていて葉っぱを確認出来ないので樹種は不明だが、左の写真のような幹周り5m以上の巨樹も見ることが出来た(ケヤキかなぁ?)。
人が来ないのでちょっと寂しいが、ここはよく探せば、まだまだ巨樹巨木がいそうなすばらしい天然林である。実はこの道のある場所で珍しいキノコを発見したが、木以外にも新たな発見があるかもしれない。 |
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(2004年11月7日撮影)
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<アクセス>
戸河内ICを下りて国道191号線を美都町に向けて進む。道の駅サンエイト美都の手前で右折し、県道34号に入り、大きくループとなったところで双川峡の案内にしたがって左折。双川峡に向けて進み、双川峡入口を過ぎて更に奥に進む。離合に困る狭い道を進み、右手に堰堤がある広い谷のところに標識があり、そこから登る。駐車スペースは少し先にある。
最初はかなり勾配があるが、それを過ぎれば普通の山道である。一部崩れたところがあるので注意。最初のうちは川の流れに沿って歩き、やがて右に巻き、また左に巻いてまた右に巻く。最後は急坂となる。基本的に迷う要素はないが、最大の杉の手前近くで平行なトラバース道と分岐する(昔の峠道か)。
写真を撮りながらなので50分かかったが、標準タイムは40分ほどと思われる。下りは滑りやすいので注意。
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