広島県の大樹

【樹齢】:600年
【樹高】:40m
【幹周】:8.7m
【指定】:町
 スギ科 <杉>

鷲原八幡宮の大杉 島根県鹿足郡津和野町鷲原 鷲原八幡宮

鷲原八幡宮の大杉 
 鷲原八幡宮の裏手、津和野城に登る自然歩道の脇に、一目見て幹周り10mはあるのではないかと思えるほどの巨大なスギが聳えている。

 一週間前に山口県最大のスギ、大玉スギを見たが、それに引けを取らないほどの堂々たる大杉である。
鷲原八幡宮の大杉 
 根元付近から上方に向けて一筋損傷が見られるが、枝の張り出しも良く、勢いは感じられる。

 注連縄もなく、保護柵もなく、何ら保護されているような雰囲気がないが、これだけのスギをこのままにして置いて良いのだろうか。登山道の近くなので根元が傷みそうなのだが...。

 
(2003年4月12日撮影)
 

(2009年3月28日撮影)
鷲原八幡宮の大杉鷲原八幡宮の大杉 
 鷲原八幡宮の桜並木を見に来たので、久しぶりにこの大杉に会いに行った。

 以前訪れた時は幹に損傷があったのだが、今回はあまり目立たず傷が塞ぎつつあるように見える。

 重量感があるし、きれいに直立しているし、今後の生長が楽しみなスギである。

 場所が分かってしまえば、遠くから樹の上部が森から突き出しているのが分かる。
ミヤマカタバミ 
 このスギに至る登山道では、ミヤマカタバミが可憐に咲いていた(左の写真)。


 <アクセス>

 国道9号線を北上し津和野町に入る。大きな鳥居のあるところで左折し狭い道を下って県道13号線と合流、左折して川に沿って進む。道の駅を過ぎて左にカーブしたところで右折して少し進むと神社だが、車を停める場所がないので右折して境内に沿って進むと入口に駐車できるスペースがある。訪れる人が多い時は道の駅から歩くのが確実。500mくらいかな?
 八幡宮に向かって左手奥に津和野城への登山道があるので、そこを少し登ると(少々急だが)見えてくる。
   

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