広島県の大樹

お社の傍の木
【樹齢】:不明
【樹高】:19m
【幹周】:4.6m
【指定】:

二股の木
【樹齢】:不明
【樹高】:20m?
【幹周】:6m?
  (2本の合計)
【指定】:
 クスノキ科 <樟・楠>

大野神社のタブノキ  広島県広島市安佐北区可部町勝木 大野神社

大野神社のタブノキ大野神社のタブノキ 
 広島県最大のタブノキである。

 タブノキはクスノキほど太くなるものはあまり見ないのだが、クスノキを越すような重量感がある。

 本殿のすぐそばにあり、周りの石柱から根ははみ出し、いずれ石柱も飲み込んでしまいそうである。

 ただ、主幹は上部で折れてしまったようである。
大野神社のタブノキ 
 西側から見ると樹皮はしっかり残っているが、東側の面はだいぶ傷んでいるようで、おそらくこれから空洞化していくと思われる。

 樹勢の衰えが心配だが、これだけのタブノキは貴重なので、長生きして貰いたい。
 大野神社のタブノキ
大野神社のタブノキ 
 なお、境内にもう一本というか二股になった大きな木がある。葉っぱを見るとタブノキのよう。

 両方の幹はともに幹回り3mを越えているので、基準で言えば3+3で6m以上の巨樹ということになる。

 樹勢も良いようで、これから生長して合体具合も進めば、すごい巨樹になりそうで楽しみである。大野神社のタブノキ
大野神社のタブノキ大野神社

 ↑神社の全体像はこんな感じ。
 
大野神社石垣

 ↑鳥居から見上げるとこんな感じ。
 イチョウはまだ小振りだが、いずれ、巨樹群といって良いほどの神社になりそうな気配。石垣も古そうで趣がある。↑
 
 (2011年5月15日撮影)

 
 <アクセス>

 広島市中心部から国道54号線を可部方面に北上し、可部に入る手前の太田川橋西詰で県道177号線に左折する。宮野地区を通り過ぎて最初の橋で対岸に渡って右折。二股に道が分かれたら左斜め上に進み、すぐをスイッチバックで左折。まもなく大野神社が見える。

 神社前は細い道のため路上駐車はできないので、お隣の集会所?に置かせてもらうか、先程の二股の道を右に行ってすぐ右に曲がると通行止めになっているので、その辺に停められる。なお、道路工事をしており、後で状況は変化していると思われるので御留意のこと。
 

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