【樹齢】：300年 【樹高】：20m 【幹周】：5.1m 【指定】：		トチノキ科　＜栃＞
		熊峰のトチノキ					広島県比婆郡比和町三河内
		広島県を中心に多くの巨樹たちに出会ってきたが、その中でも指折りのすばらしいトチノキである。 　幹周りだけを見ると５ｍ強でまずまずの大きさだが、何より枝の張り出しがよく、山の斜面に生えているせいもあろうが、枝が地を這うようにその勢力を伸ばしている様はとてもトチノキとは思えない。
		ちょうど川棚のクスの森を縮小化したような感じである。枝張りは３０ｍくらい、高さも２０ｍとそこそこあり、”栃の森”とでも名付けたいような名木である。
		これだけの木が何の指定も受けていないのが不思議である。 　トチノキの花は豪華で美しいので、是非花の時期に訪れてみたい。
		所有者の高橋さんの話によれば、今年は虫の被害でほとんど花をつけなかったそうだが、来年を期待したい。高橋さんに「あがっていきんさい」と勧められたが、訪ねた時間が遅かったので遠慮させていただいた。
		（2003年6月29日撮影）
		（2005年6月5日撮影）
		ちょっと時期が遅いと思いながらも、花を見ようと訪れた。しかし予想通り写真のように花は終わり、実になっていた。やはり５月のうちにこないとダメですよね（＾＾；
		２年振りに訪れましたが、相変わらず樹勢も良いようです。 　あまり見ないタイプのトチノキですし、個人的にお気に入りの巨樹なので、継続して訪れてみたいと思います。
		＜アクセス＞ 　 　国道４３２号を庄原から比和町に向けて北上。比和町に入り県道４６７号の案内が出るので右折し、大きく右にカーブするところのすぐ手前の左手上の民家の奥にある。道は広いので路上駐車させてもらおう（広い道をつける工事をしていたので、みなさんが訪れるときはきれいな道が出来ていると思うので、そのまま通り過ぎないように注意。坂を上ると高橋さんのお宅がある。 　※個人宅の庭に入るので、一言庭に立ち入る断りを言っておきましょう。無断浸入することの無いように！
		Copyright(C)2003-2006 All Right-reseaved tonari