【樹齢】:450年 【樹高】:8m 【幹周】:1.8m 【指定】: 撮影日 2005.11.20 2018.2.18 2023.2.26 |
ツバキ科 <椿> 常緑高木 | ||||||
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連理玉椿 | 島根県松江市佐草町 八重垣神社 | ||||||
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稲田姫命が地に立てた2本のツバキの枝が、成長して一本になったというツバキ。「夫婦ツバキ」とも呼ばれる。 八重垣神社は、素盞嗚尊が稲田姫命と夫婦としてこの地に宮を築かれたという神社で、縁結びの神様として知られる。訪れたのが朝早い時間にも限らず若い女性がお参りにきており、むさくるしい男が境内にいるのが場違いな感じがする。 この玉椿は境内にはなく、お社とは逆の位置にある。ちょうど悪いことにすぐ近くが駐車場になっているので、車が邪魔になって写真にならなかった。そこで向きを変えて撮影したのが左の写真。 とても端正な樹形をしたツバキで、なかなか格好いい。 |
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根元付近から見上げてみる(左の写真)。 損傷もないようで、ツバキらしい滑らかな樹肌がきれいである。 化粧品メーカー資生堂の玉椿会は、この木に因んだものだそうだ。 夫婦ツバキはこの木のほかにも境内にあるが、やはりこの木が一番美しく絵になる。 |
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境内にも大きな木が見られる。 スダジイかコジイだと思うが、味わいと風格のある幹周り5mくらいの老樹があった(左側の写真)。 見える位置ではもう一本大きなものがある。由緒ある神社だけに、このような巨樹が神聖な雰囲気を醸し出している。 |
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また、この八重垣神社は、紙にコインを載せてその沈む早さで縁談を占う鏡の池があるのでそちらに行ってみた。 こちらも神聖な面持ちのする雰囲気の良い森で、鏡の池の近くにはスギの巨木が聳えている。幹周りは5m程度だろう。 連理玉椿が目当てで訪れたが、シイやスギの巨樹巨木にも出会えて良かった。 |
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(2005年11月20日撮影) |
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(2018年2月18日撮影) | |||||||
以前撮影したものがあまり良くないので撮り直しに訪れてみた。 しかし、薄曇りの天気のせいでもあるのだが、あまり良い写真とならず、これでは撮り直しに来た意味がないな…いや、機材自体はレベルアップしているのだから我が身の技量が不十分に過ぎないのであるが。 樹勢自体はあまり変化はないように見える。花の頃に来たいと思いながら、なかなかタイミングがなあ〜 |
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縁結びの神様として以前にもまして有名になったため、たくさんの女性参詣者がいて、すっかり観光地化されてしまって、神社特有の静謐な雰囲気が薄まってしまったのは残念である。 この神社には連理、つまり木と木がくっついたものが結構多い。スギとマツ、椿と椿など。人為的なものかな? |
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奥の鏡の池では順番待ちの状態となっていて、神聖な雰囲気が…まあ、仕方ないのかな。 駐車場も以前より広くなり、観光バスも見える。 分かるのだが、分かるのだが、こうした場所ではオーバーユースであると思う。自分もその中の一人なので大きなことは言えないが、有名になったらみんなでそこに行くという感性はそろそろ終わりにして欲しいと思ったりする。 |
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(2023年2月26日撮影) | |||||||
5年ぶりの訪問であるが、3回も来て良い写真が撮れずにいる。 この木は撮るのが難しく、どうもうまく撮れない。まだまだである。 樹勢は同じ感じであるが、この木は花はいつ頃だろうか。望遠レンズでよく探せば分かると思うが、時間がなかったので蕾を探せなかった。 |
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境内には魅力的な樹が多く、スダジイは古木の良い味わいがある。連理している樹も多いので、案内図を参考にして探してみると良い。標識が出ているので見つけやすい。 鏡の池の方にも行ってみるが、相変わらず人気で多くの人が占いをしていた。 私は興味がないので、杉の巨木と椿の落花を撮影。こういう美しい物に気づく感性は必要である。 |
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<アクセス> JR松江駅付近から国道432号を南下して県道21号に入り、国道9号線をくぐって県道246号線(八重垣神社線)に乗る。後は道なりに進んでいけば八重垣神社に着く。広い駐車場あり。 |
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