広島県の大樹

【樹齢】:1450年
【樹高】:6m
【幹周】:2m
【指定】:県
 ツバキ科  <椿>  常緑高木

山中福田のツバキ 広島県世羅郡世羅西町山中福田

山中福田のツバキ
 広々とした田園の中の小高い丘の上に、樹形の美しいツバキの老樹がある。

 長寿椿とも言われ、樹齢の分かっている木の中で県内最古といわれる。

 根元の周囲にはたくさんの五輪塔が並んでいるので、墓標の木として植えられたのだろうか?
山中福田のツバキ 
 これまで何回か訪れているが、最近樹勢がが衰えているような気がして心配だ。治療跡が痛々しく、葉のつき具合も悪いようだ。樹勢の回復を待ちたい。

 以前訪れた時は、白銀の中、真っ赤な花をたくさんつけ、根元は落花で埋め尽くされており、風情があって良かった。ただ、ネガがどこかに行ってしまったので掲載できず残念...

 花期は3月〜4月。4月中旬くらいが見頃かな?

(2004年2月28日撮影)

(2007年1月14日撮影)
山中福田のツバキ 
 花はつけていない時期だが、近くを寄ったついでに再訪した。

 五輪塔は無くなり(移動したのだろう)、根元は養生が施されていた。

 上の写真と比べると葉の繁り方が良くない。樹勢回復治療が功を奏してくれると良いのだが。
 

 
 <アクセス>
 
 呉方面からは、国道375号線、豊栄町宮の首の信号で右折して県道28号を世羅西町に向けて走る。突き当りを右折し世羅西町の中心部を走り、そこを抜けたら左折して県道45号に入る。まもなく右折する道が出るのでそこを曲がり、道なりに走ると右手に見えてくる。専用駐車場(3台くらい)がある。
  

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