【樹齢】:不明 【樹高】:− 【幹周】:− 【指定】:市 撮影日 2015.9.23 2019.4.13 2020.4.5 2020.5.4 2021.5.30 2021.10.10 2021.11.7 2023.2.12 2023.4.23 2023.11.3 2024.5.3 |
ブナ科 <山毛欅> | ||||||
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磯神社のウバメガシ群叢 | 広島県呉市仁方町戸田 磯神社 | ||||||
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近い場所というのはなかなか行かないもので、市の天然記念物の指定だとは知っていたが、改めて撮影することなく紹介を後回しにしていた。しかし、こちら方面に来ることがあり、いつもの一眼レフを持っていなかったが、コンパクトカメラは持っていたので撮影することにした。 磯神社があるこの辺りは安芸の小須磨といい、呉八景に選ばれた景勝地であり、子供の頃海水浴に来て、ウバメガシがある境内でお弁当を食べたり飯ごう炊さんなどをしたものである。子供のことなので、天然記念物に指定されていることなど知りもしなかった。 訪れた頃はウバメガシのドングリが沢山出来ていた。まだ青いので、落ちるのはもう少し後か。 |
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根元から分かれて生長している木が多く、巨木はないが、雰囲気の良い木はいくつか見られる。空洞化や樹皮の傷みが見られるので樹勢が良いとは思えないが、葉っぱは良く茂っているし元気そうに見える。木は中央が空洞化しても、幹の周囲が残っていれば生きられるので、まだまだ大丈夫かな? |
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お社の本殿にはクロマツの巨木の絵がかけてあり、呉市天然記念物 磯神社の日向松とある。その切り株はお社のそばにまだ残っていて、大きな木があったことがうかがわれる。根っこは大きいのは分かるものの幹の太さはちょっと分からないのだが、切り株と絵の様子から、幹周り5mクラスかな〜と推測。樹高は20m以上はありそうな雰囲気。クロマツの巨木は少ないので残っていればなぁ。。。 なお、神社の裏側(道路の反対側)は以前は湿地のような場所だったと思うのだが、埋立てられ介護施設になっていた。海水浴が出来ていた港の浜も人工的に整備されて海水浴には適さない雰囲気になっていた。呉八景に選ばれた安芸の小須磨だが、改めて選定が行われることがあればおそらく落選するだろう。いろいろと事情があるのだろうが、景観が劣化していくのは寂しい。 |
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(2015年9月23日撮影) |
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(2019年4月13日撮影) | |||||||
一眼レフで撮影していなかったので、自転車にカメラバックを載せてやって来た。 樹形の良さそうな木を探しながらレンズを向ける。 いわゆる巨木というものがないので、どの木を選ぶかは撮り手のセンス次第。。。この木がカッコイイかな。 |
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根っこでは繋がっていそうであるが、地上部でも繋がってくれると絵になるのだが、と身勝手なことを思いつつ境内を歩く。 時折散歩でそばを通っていく人から「でっかいカメラで撮るものがあるんかいのぉ」という視線を受けつつ撮るものを探す。 |
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根元の表情がよさそうなものを見つけてシャッターを押す。古びた樹肌に味わいがある。 巨木がないのが少し残念だが、ウバメガシを利用することもないだろうし、いずれ大きな木が現れるだろうか。 |
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実はこの時期に訪れたのは花を撮影するためであった。 ウバメガシの花を気にする人はまずいないから情報発信する人もおらず、具体的な開花時期が分からなかったので、様子見を兼ねていた。 時期としてはまずまず良さそうで、開き切ったものもあるが、これからのものもあるし、勢いのあるものをある。 バラ科のような鮮やかな花が咲かない他の木々は見向きもされないものだが、こうして見ると結構きれいでしょ。 |
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(2020年4月5日撮影) | |||||||
今年もウバメガシの花を撮影しようと訪れた。 まずは幹の方から撮影していくが、絵にするのがなかなかに難しい。 |
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木漏れ日の感じはなかなか良いな〜 他の巨樹巨木のような、主幹がどんと太い、という感じではなく、株立ちとなっていて、斜めに伸びている木が多い。 |
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さて、お目当てだった花だが、まだ早いようで、これから展開する準備をしているくらいの感じである。 これはこれで綺麗なのだが、ちょっと残念(^^; |
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(2020年5月4日撮影) | |||||||
前回訪れてからひと月しか経っていないが、世の中は新型コロナの影響で外出自粛が叫ばれているので、自転車で行ける範囲で人が少ないところで撮影するものがあるということでここを再訪した。花はさすがに遅いかなと思いながらも、少し期待しながら訪れた。 |
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予想に反し、キャンプをされている家族が数組おられたので、そちらは写真に入らないように撮影。 |
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さて、期待していた花だが、全体的には終わりに近づいており、状態の良いものはあまりなかった。 それでも探してみればなんとか咲いているものが見つかり、マクロレンズで大きく写してみる。 地味な花であるが、結構キレイでしょ? |
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家族連れからは、「この人なに写してるの?」という視線も感じながら(笑)撮影に集中する。 意外と状態に良い花も残っている。 桜のように華やかさはないのだが、木の花というのは地味でも撮りようによってはキレイに写せる。 |
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海岸の神社なので、クロマツも生育している。 春の時期はこんな可愛らしいものも見られる。 地面に目を落とすと、コケがふかふかで可愛らしい。 意外と撮影が楽しめるな〜 |
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(2021年5月30日撮影) | |||||||
カメラを新しくしたので、この日は試写を兼ねてうろちょろ自転車で走り回っていた。 私は木を主な被写体にしているので、ここで木の写り具合を確認するためにやって来た。 |
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花はすでに終わっているし、新芽の頃の初々しさはなくなっているのだが、今回は新しいカメラの写りの確認が主目的。 暗部もしっかり写っているし、樹皮の感じもよく表現されている。シャープで写りはまったく問題ないようである。 |
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ここは一本だけ巨樹巨木がある訳ではなく、群叢なので、被写体としてどれを選ぶかはセンスが必要である。 新しいカメラとなって、もっと良い写真を撮っていけたらなと思う。 |
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(2021年10月10日撮影) | |||||||
そろそろウバメガシのドングリが出来ている頃だろうと自転車を漕いでやって来た。 ↑この樹が一番カッコイイので、この樹を定点撮影していこう。 |
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ドングリは出来ているがまだ青い状態。初々しくてカワイイ。木漏れ日がよく似合うな〜 最初はあまり付いていないな〜と思ったが、目が慣れてくると多く見つけることが出来る。 |
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赤とんぼを見つけたので急いで撮影。 400mmのレンズで手持ち撮影でほぼブレなく撮れるとは手振れ補正機能スゴイな。 ←視点を変えて、幹が分かれたところあたりで生えた葉っぱを撮影。 |
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安芸の小須磨として知られる景勝地だったこの地域だが、神社からは高い堤防が続いて海が見えないのであまり景観は良くない。生活を守るためなので余所者がどうのこうの言う事ではないのだが…。 堤防が切れる港から見れば雰囲気はまだ良い。 |
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(2021年11月7日撮影) | |||||||
そろそろドングリが色づいているだろうと、前回から1ヶ月後に訪れてみた。 まずは定点撮影の大木から。 |
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すでに転がっているものも多いが、枝についているものもまだ残っている。 花も良いが、ドングリもいいなぁ〜。 この中で芽生えて大木になるのはどれくらいあるのだろうか。 |
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(2023年2月12日撮影) | |||||||
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(2023年4月23日撮影) | |||||||
一般的には認識されていないが、ウバメガシの花はキレイなので今年も撮影にやって来た。 盛りを過ぎた物もあるが、蕾もあるし、状態が良いものもあるし、新緑も楽しめるし4月はウバメガシを楽しめる一番良い季節である。 少し分かり難いかもしれないが。左上の幹を大きく写した写真の中央にスズメバチが写っている。幹に近づいた時にブーンと偵察にやって来たので急いで距離を取った。こちらから手出ししなければまず安全である。500mmレフレックスに交換して安全な距離から撮影してみた。もう少し大きく撮れるのだが、さすがにスズメバチは怖いのでこの距離でやめておいた。 |
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(2023年11月3日撮影) | |||||||
ドングリを撮影にやって来た。まだ枝になっているものも多く、青いものから黄色、褐色なものまでのグラデーションがある。 ウバメガシは常緑樹なのだが、色づいている葉っぱもあって、光が透過するとキレイだ。 |
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(2024年5月3日撮影) | |||||||
花は終わっていて成れの果てが残っている。照りのある新緑の緑の濃さが印象的だった。 |
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クロマツの枝先に雌花がついていた。赤紫色のきれいな色である。 境内の端にある生垣のようになったトベラの花が咲き始めており、蝶々がやって来ていた。 |
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<アクセス> 呉方面からは、国道185号線を広方面に東進し、広交差点で右折して県道279号線に入る。峠を越し、海沿いをしばらく走っていくと左手に長細い境内の神社がある。駐車場はないので、小さな港の周りの待避スペースに停めるくらいしかない。 |
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