【樹齢】：不明 【樹高】：19m 【幹周】：7.8m 【指定】：県		ブナ科　　　＜山毛欅＞
		出店権現のウラジロガシ					広島県高田郡美土里町生田 出店
		幹周り７ｍを越す巨木で、社全体を覆い隠すほど枝を広げる小さな森のようである。 　しかし、この木はもともと一本の木ではなく、５本の木を寄せ植えし、ひとつになったようである。その内の１本が２つに分かれ、６本の大きな枝が出ている。 　周りに竹がはびこっているので、全体像の把握が難しいが、見上げると、包み込むように大きく枝が広がっているのが分かる。
		また、特徴的なのは、この巨木に絡みついているフジである。 　異様なほどねじれながら巨木に絡みつき、ちょうど天狗シデのような不気味な様相を呈す。 　フジの花が咲く時期にどのような雰囲気を出しているか見るため、また訪れてみたいと思う。
		（２００３年３月８日撮影）
		（２００５年２月２７日撮影）
		前回と同じ時期の訪問だが、近くに寄ったので様子見で訪れた。 　周囲の鬱蒼とした竹薮が取り払われすっきりしていた。
		雪が積もった巨樹というのも雰囲気があってよい。
		＜アクセス＞ 　高宮町から国道４３３号を使って美土里町に入る。 　突き当たったら右折し、県道６号で瑞穂町方面に北進する。しばらく行くと右手に案内看板が見えるので右折し、すぐを左折する。 　次の案内は木の陰で見落としやすいのでゆっくり進むと左手にあるのが分かる。 　駐車場はないが、多少広くなるので道端に置かせてもらう。１００ｍほど歩けば到着する。
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