【樹齢】:不明 【樹高】:6m 【幹周】:3.1m 【指定】: (被爆樹) 撮影日 2007.2.18 2009.6.27 2010.4.3 2017.5.3 2017.11.3 2020.1.26 2022.5.5 2024.3.31 |
その他の被子植物 | |||||
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広島城のマルバヤナギ | 広島県広島市中区基町 広島城公園 | |||||
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(2007年2月18日撮影) | ||||||
爆心地から770mの位置にある被爆樹木。 原爆の爆風、熱線を受けてもなお生き続けている。 枝張りは大きく、主幹はどっしりとして頼もしい。 ただ、空洞化と幹の損傷が見られ、樹勢は良いとはいえないが、悲惨な戦争の生き証人として永く行き続けて欲しい。 |
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右奥に見えるのが、これも被爆樹のユーカリノキ。 主幹はこれ以上成長することは難しそうだが、小さな枝は一生懸命広がっている。 |
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(2009年6月27日撮影) | ||||||
主幹は大きく空洞化して皮だけの状態になっているが、伸びた枝の重みで裂けないように縄をグルグル巻きにしてあった。 樹勢は良くないはずなのだが、写真のようにたくさんの葉っぱを茂らせており、朽ちかけの主幹の印象とはかなりギャップを感じる。 |
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お城の門番が居るような位置で生えていて、こうして見ると、老門番がブツブツ愚痴でも言いながら立っているようにも思える(笑) |
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(2010年4月3日撮影) | ||||||
樹勢が良くないので心配している木であるので、様子見に訪れてみた。 樹形の変化も無いようで、現状維持といったところか。 葉っぱの展開は遅れているが、芽はしっかりつけていて、花も咲こうとしていた。 |
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(2017年5月3日撮影) | ||||||
弱っていた樹であるが、葉っぱもたくさんつけて元気を取り戻しているよう。 新緑が美しく青々としている。 花はさすがに終わっていて、殻が残っているだけだった。次は花を撮りに来なくては。 |
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(2017年11月3日撮影) | ||||||
子供を広島城へ連れてきたついでに被爆樹木の様子を撮影することにした。 秋なので紅葉を期待したいところだが、ヤナギの仲間の紅葉はあまりきれいではなく、見ごろはやはり新緑と花のころである。 5月に訪問したばかりだが、元気そうである。 |
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今回はお堀を走る遊覧船が定期就航を始めたというので乗ってみることにした。遊覧の最後の方で近づくのだが(上の写真一番右)、石垣を手前に映り込みと一緒に撮影出来てなかなかカッコイイ。船からの見学もお勧めである。 |
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(2020年1月26日撮影) | ||||||
冬は落葉した姿しか見られないのだが、樹形がよく分かっていい。 あまり樹勢が良いとは言えないのだが、枝の張り出しも大きいし、元気を取り戻しているようにも見える。 芽はちゃんとあるので、春には新緑と花が楽しめるだろう。 |
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(2022年5月5日撮影) | ||||||
新緑の季節なので、葉っぱが青々して良い色合いである。 花は4月なのですでに終わっているが、花が咲いた跡はまだ残っていた。 樹勢が衰えた時期もあるが、これだけ葉が茂っていれば大丈夫だろう。 |
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(2024年3月31撮影) | ||||||
他のシダレヤナギの花がちょうど良いので、このマルバヤナギの花も期待していたのだが、芽吹きもまだで、一部の芽が緑色になっているくらいだった。マルバヤナギの特徴か、この木の特徴かは分からないが、花はもう少し後のようである。 ひこばえが以前より育っているようで、樹勢回復に向けて頑張っているようである。 通路側に大きく伸びているものがあるので、それは伐られるだろうが、このうちに太く大きく育つものが現れると良いな。 上からも撮影したが、向こうに見える新しいサッカー競技場、ピースウィング広島がでかでかとした存在感である。 |
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<アクセス> 広島城を目指してもらえばよい。 南手から入るとすぐに出会える。 広島城の駐車場は観光バス用しかなく、普通車は広島城南側の道路向かいにある市営中央駐車場(地下)が一番近い。 |
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