広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:8m
【幹周】:2m
【指定】:
(被爆樹)


撮影日
2011.5.2
2017.5.3
2019.5.2
2021.4.8
2022.4.2
2023.3.25
その他の被子植物

こども文化科学館横のシダレヤナギ 広島県広島市中区基町 こども文化科学館東側

   (2011年5月2日撮影)
こども文化科学館横の被爆シダレヤナギ
 こども文化科学館東側の公園の一角に立つシダレヤナギ。

 爆心地から450mで、この木も原爆で地上部は焼失したと思われる。

 2つに幹が分岐して大きく枝を広げているが、左の写真で言えば、右側の枝の元気が無いようである。

 シダレヤナギは水辺の木なので、近くに水があるとしっくりくる感じがする。人工の池というのがイマイチなのだが(^^;
こども文化科学館横の被爆シダレヤナギこども文化科学館横の被爆シダレヤナギ

  (2017年5月3日撮影) 
 
 
 6年ぶりの訪問であるが、樹勢はあまり変わらないようである。
 ツツジが周りで咲いていたので一緒に撮影してみる。
 そういえば、この木の花はまだ撮影していないな〜今度来てみないと。
 
 
  (2019年5月2日撮影)
 
 このシダレヤナギも花の頃の写真を撮っていないのだが、タイミングが合わず再びこの時期の訪問となった。

 花は終わり、葉っぱの出始めの初々しさもなくなり、初夏の色に変化している。
 
 
 ロケーションと樹形から写欲をそそられないため、ただ撮っただけ、の写真になってしまっているが、被爆樹木を撮り続ける以上はきちんと向き合わないといけないだろうと今回は臨んだが、さて、出来はどうだろうか?

 公園には多くの人がいるが、この木に関心を寄せるのは私のみ。う〜ん、どうなんだろう。
 
  (2021年4月8日撮影)
 
 
 平日であり、新型コロナの影響で人出が少ないので、ここも閑散としていた。まあ、それ以前も人出はまばらではあったが。
 曇り空でどんよりとした天気なので暗い感じに写っている。
 一番良い花の時期に訪れようと思いながら、都合が合わない年が続いている。来年はどうかな〜?
 
 
  (2022年4月2日撮影)
 

 爆心地から一番近いシダレヤナギを撮影後、太田川沿いのピンク色の賑わいから離れてハノーバー庭園に向かう。
 行き交う人はぐんと少なって気が楽になる。コロナに関係なく人混みが苦手なのでこういう落ち着いた公園は好きである。家族連れや若者もちらほらいるが、十分に距離が離れているのでマスクを外して新鮮な空気を吸う。まあ、屋外は空気が滞ることはないので、マスクは基本的に要らないと思うが、余計な視線を貰いたくない。 もうちょっと科学的・論理的に考えて欲しいが…。
 さてさて、人が居ないので遠慮なく三脚を立てて撮影する。
 
 
 シダレヤナギを撮影することが目的なので、手前のオブジェは非常に邪魔である。
 オブジェそのものは問題ないのだが、設置場所に美的センスを感じない。樹形を一番感じる角度にどうしてもオブジェが入るので邪魔である。まあ、シダレヤナギを撮影する人にとってはということで、そんなマイナーな人に配慮しろというのが無理ではある。

 他のシダレヤナギと同じくらいの状態で、花は終わりかけであるが、葉っぱの展開はやや早くてボリューム感はある。もうちょっと早めに来れたら花の状態が良かっただろうな。
 
(2023年3月25日撮影)
こども文化科学館横のシダレヤナギこども文化科学館横のシダレヤナギ
こども文化科学館横のシダレヤナギ
 ハノーバー庭園は工事中のようだが、お昼休憩中で作業していないので、問題なかろうと中に入る。

 シダレヤナギの花を期待したのだが、盛期は過ぎているようでたくさん下に落ちている。
 枝に残っているものもあるが、大きくするとボリューム感はない。もう一週前だったかな〜いや、まだ見頃と言ってもいいかな。
こども文化科学館横のシダレヤナギ
こども文化科学館横のシダレヤナギこども文化科学館横のシダレヤナギ


 <アクセス>

 ひろしま美術館正面から西に進み、次の十字路の左手角にある。
 

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