広島県の大樹

【樹齢】:500年
【樹高】:8m
【幹周】:7.5m
【指定】:県

その他の被子植物

栗原の四本柳 岡山県真庭市栗原木樵山

栗原の四本柳 
 旧落合町内、備中川の川岸に植えられたアカメヤナギの巨木。

 柳というと細長い葉っぱが一般的だが、アカメヤナギは幅広の葉っぱである。

 左の写真では、夕日に照らされて赤っぽく見える。
栗原の四本柳 
 最大のものの幹周りは7.5mとのことだが、それをイメージすると少々小振りに感じる。印象としては5m程度の感じ。

 葉は多く繁っているが、主幹を見ると樹勢はあまりよくないように見える。そのせいで小さく見えてしまうのか。

 ただ、これだけ太いヤナギはそうそうなく、十分に立派なものといえる。
栗原の四本柳 
 四本柳ということだが、実際はそれより多い柳の木があり、指定されているのが、どれとどれとどれとどれ(^^)というのがはっきりしない。まあ、なんとなくは分かるが。

 左の写真のように主幹は空洞化が見られ、だいぶ傷んでいる。
 多くの支柱で支えられており、これらの支柱がなければ倒壊しているだろう。

 近くの小学生が周辺の手入れをしているらしく、それらしき標識が立っていた。 地元にシンボル的な巨木があるというのも良いものである。

 樹勢は良くないようなので、根元周りには踏み込まないほうが良いだろう。
栗原の四本柳 
 治療跡も見られる。

 樹齢は500年以上とのことだが、これからも長生きして、地域が誇る木として生き続けて欲しいものである。
 (2006年5月4日撮影)
 


 <アクセス>

 中国自動車道北房ICから国道313号を東進。北房Jctを過ぎて、県道84号に左折してすぐを右折して家並みの中を進む。1kmほど進むと左手の川沿いに見える。
 駐車場というのはないが、近くに広い場所があるので置かせてもらっても良いだろう。
 なお、ネット上の情報で、全く位置が違うところを案内したものがあったので注意。
 

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