【樹齢】:不明 【樹高】:7m? 【幹周】:2.5m? 【指定】: (被爆樹) 撮影日 2010.4.3 2011.5.2 2012.4.7 2017.5.3 2019.5.2 2021.4.8 2022.4.2 2023.3.25 2024.3.31 |
その他の被子植物 | |||||
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基町護岸のシダレヤナギ | 広島県広島市中区基町 商工会議所西側 | |||||
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(2010年4月3日撮影) | ||||||
爆心地から370mという至近距離で原子爆弾の熱と爆風と放射線を浴びたというのに、今もなお生き続けるシダレヤナギである。 むろん被爆した時に地上部は失われたのであるが、その後萌芽してここまで大きく生長した生命力は大したものである。 桜の花も綺麗に咲いているが、この木も新緑と花を出してとてもきれいである。 |
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主幹が空洞化していて、枝も折れた箇所が見られる。 シダレヤナギ自体が寿命の長い樹種ではないので、何百年も生きるのは不可能であろうが、この新緑を見ていると、強い生命力を感じる。 |
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道路を渡って原爆ドームにも立ち寄ってみる。 私は広島県民であるが、広島市民ではないので、原爆ドームのそばに来たのは片手で数えるほどしかない。 ケヤキだろうか、巨木がドームの前で悠然と枝を広げている。クスノキも生え替わった新緑が美しく、着生植物がびっしりついて生命に溢れている。 廃墟も時が経てば生命に包まれる。。。 |
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(2011年5月2日撮影) | ||||||
昨年訪れた時はお花見の時だったのでたくさんの人が居たが、一ヶ月後の今の時期は、時折散歩する人が居るくらいでのんびりとしたもの。少し歩けば多くの人が行き交う繁華街があるのが不思議な感じがする。 新緑の黄緑色から緑色に葉っぱへと色づいている。葉の茂りも多いし、寿命の短いシダレヤナギとはいえ、まだまだ長生きできそうである。 |
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原爆ドーム周辺にもやって来た。今年は開花が遅いのでツツジがあまり咲いていなかった。 敷地内にある木は巨木だと思うのだが、さすがに中に入って計測できないしな〜遠くなので葉っぱが確認できないので良く分からないが、エノキかな? |
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(2012年4月7日撮影) | ||||||
昨年は花が終わった頃に訪れたのだが、今年は花の頃に訪れた。少しボリューム感が無い気もするが、爽やかな感じがして気持ちが良い。 お花見に来ている人たちも多いが、この木には関心が無いようで素通りされていた。まあ、広島市民は見慣れた光景だからそんなものかな^^ 私がこの木を撮影していると、外国の方や、観光客らしき人がこの木に気付いて撮影したりしていた。 |
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今回も道路を渡って原爆ドームまでやって来て、いつものアングルから撮影。 巨樹巨木を数多く撮っている私にとっては、樹形のキレイなエノキが手前にあるこのアングルが一番しっくりするのである。 根を踏まれることもないし、木と木との間隔が広いし、エノキのような幅広く育つ樹種にとっては良い環境である。 |
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2月頃の新聞記事だったか、原爆ドームそばのエノキが原爆ドームの壁を壊す可能性があるからと枝を剪定したと記事があった。 枝がコンクリートを突き破るのはちょっと考えられない。突き破るより、障壁を避けて伸びる方が木にとって理にかなっている。変な理屈を言うものだと思ってしまった。根が発達して壁を壊す可能性はあるが。 原爆ドームが見えやすいようにというコメントもあったが、変な話である。緑に覆われた原爆ドームというのもまたメッセージ性があるのでは?と思うのだが。 壁の傍にある木は巨樹になる可能性があり、今後の生長が期待される。ただ、建物が優先されるはずなので、そんなに大きくなる前に伐り倒されそうであるが(−−; |
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(2017年5月3日撮影) | ||||||
5年ぶりの訪問となるが、葉の茂りは良いし、相変わらず元気そうである。 広島市中心部にあって静かな場所で、時折散歩する人がいるくらいである。 |
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樹形や樹皮の様子は以前と同じよう。 |
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原爆ドーム前のエノキを撮影にやって来た。 とてもたくさんの人で賑わい、外国の人も多い。 エノキも元気そう! |
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(2019年5月2日撮影) | ||||||
新緑と花の頃に訪れるつもりだったが、予定が合わず、この時期の訪問となった。 近くにある八重桜は残花がいくつか見られるが、ソメイヨシノはすでにたくさんの葉っぱが展開され、季節は春から初夏へと移り変わっている。このシダレヤナギも葉っぱを多く付けており、うっそうと枝と葉を垂らしていた。 |
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昨年8月6日、アーティストの浅見俊哉さんが、この木の葉っぱを、カメラを使わないフォトグラムという手法で写し取る作品制作(ワークショップやライブも)が行われた。私自身は都合が合わないので参加しなかったが、開催資金を集めるクラウドファンディングで、いくらかの寄付を行った。 被爆樹木をモチーフとしたアートに関心があるのだが、個人的にはまだまだ力のある作品は少ないと思っている。その中では入野忠芳さんの被爆樹木の絵が作品としての完成度が高い(私が知らない作品もあると思うが)。 岡部昌生さんのフロッタージュ作品もあるが、私自身はフロッタージュの評価がまだよく分からない。表現意図は理解は出来るのだが、それがそれと分からないのはどうなんだろうと思ったりもする。 ともあれ、被爆樹木をモチーフとした作品が増えるのを期待したい。 |
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この木を訪れると近くなので原爆ドームを訪れる。 ゴールデンウィークとあっていつもよりも観光客は少し多めである。 私はお気に入りのエノキの写真を撮るためであるが、この2本のエノキが巨樹へと成長して行くのは楽しみである。 原爆ドームという”廃墟”と、生命力の溢れる巨樹。 う〜ん、いい組み合わせである。 大きくなりすぎて切り倒されないかが心配ではあるが。 |
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(2021年4月8日撮影) | ||||||
およそ2年振りの訪問である。 花の頃に訪れたかったのだが都合が合わずこの時期となった。 初々しい新緑から深緑に移り始めた感じである。 芝生の養生のためのコーンが写真的には邪魔だな^^ |
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樹勢的には問題なさそうに見えるが、胴吹きが旺盛に飛び出しているし、ちょっと樹勢が弱っているだろうか? |
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今日は平日であるし、新型コロナの影響で原爆ドーム周辺に人出が少ないので、これ幸いにと三脚をセッティングして赤外線撮影を試みる。ここは人が多いので、三脚を立てると他の人の邪魔になるので普段はできないのだが、こんな時期でないとできない。 申し訳ないが、おりづるタワー、邪魔(笑)商工会議所ビルも(^^A |
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(2022年4月2日撮影) | ||||||
比治山の被爆樹木を撮影したのち、路面電車を乗り換えて原爆ドーム電停まで移動。そこから太田川の護岸緑地に足を踏み入れる。 ここは桜並木が川沿いに続く場所であるので、お花見に来ている市民も多く賑わっている。 爆心地から一番近い場所にある被爆樹木のシダレヤナギをこの時期にわざわざ撮影に訪れるのは私ぐらいだろう。 |
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お花見をする人々を無視して撮影に取り掛かる。 と言っても、道を行き交う人も多く、三脚を立てて赤外線撮影をするのは他の人の迷惑になりそうだなと判断し、ここでは通常撮影のみとする。 この木は葉っぱのボリューム感があり、桜並木と写すとしっくりと来る。 花も多く落ちているし、時期としては少し遅いのかもしれないが、新緑はこれからが見頃だろう。 |
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(2023年3月25日撮影) | ||||||
ソメイヨシノの花は咲き始めくらいでボリューム感がないが、シダレヤナギの花はちょうど良いようで、日の光を浴びて黄色が強い黄緑の花を風に揺らしている。 落ちた花は多いが、枝に残ったものもまだまだ多く、時期的にちょうど良い感じである。 |
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遠くに新しいサッカースタジアムを建設しているのが見え、クレーンと大きなスタンドの側面が見える。 想像していたよりもかなり大きな感じである。今後このシダレヤナギを撮影する時は背景に入るだろう。 一部良く咲いているソメイヨシノもあるが、全体的に咲いている花は少なく、それに比例して川沿いにお花見する人は少なめではあった。 しかし美味しそうなバーベキューの匂いが辺りに流れており、空腹を感じる前に食事を済ませて正解だったようだ。 |
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(2024年3月31日撮影) | ||||||
花の見頃であるが、花見客に加えて出店も多く出ていて賑わっており、写真を撮るのに憚られるような状態だった。 人の顔を写さないようにとタイミングを待つが、途切れることなく人通りがあるので撮影は難しく、顔が小さく写るくらいの場所に移動して撮影する。 賑わうことは良いことであるが、これだけ人が多いと撮影には適さないかな。次は人通りが少ない時間帯を狙うか。 |
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ここのお店で買って食べるのも良いが、いかんせん私は独りなので、家族連れ、団体さんで賑わっている中で、独りぽつんと腰を下ろす勇気はない。 空洞化が見られるのでだんだんと樹勢は衰えていくと思うが、葉の茂りはボリューム感があるので、まだ大丈夫そうである。簡易的な柵が設置されているので治療中なのだろう。 昨年は建設中だった新しいサッカースタジアムも完成して、風景が変わった。 |
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<アクセス> 原爆ドームの北側から道路を渡り、川沿いに進めばすぐに見つかる。 |
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