広島県の大樹

【樹齢】:100年
【樹高】:6m
【幹周】:3.1m
【指定】:

(被爆樹)

撮影日
2009.3.29
2010.1.10
2011.4.2
2012.4.7
2013.3.28
2015.11.7
2016.5.4
2016.11.6
2017.4.9
2017.5.3
2017.6.18
2017.8.27
2017.11.23
2018.1.3
2018.4.1
2018.9.23
2018.11.25
2019.1.3
2019.5.3
2019.8.18
2019.10.26
2020.1.4
2020.9.22
2020.12.9
2021.4.8
2021.12.12
2022.4.2
2023.3.25
2023.5.28
2023.9.3
2023.10.29
2023.11.29


その他の被子植物

鶴見橋のシダレヤナギ 広島県広島市南区比治山本町

(2009年3月29日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ
 
 爆心地から約1.7キロに位置する被爆したシダレヤナギ。
 根元から2本に分かれているが、左の写真で言えば右手の斜めになった太い幹が原爆の光を見ており、左の幹は被爆後に育った幹だそうである。
 台風で幹が斜めになるなどしながら何とか生き続けてきたが、残念ながら被爆した幹は2007年の秋に枯死してしまった。
 全体で見ると元気なように見えるが、後から育った幹が元気なので、大きく枝を張り出して枯死した幹を包み込んでいる。
鶴見橋のシダレヤナギ 
 周辺の様子は左の写真の通りで(シダレヤナギは中央やや右)、奥に見えるのが比治山であり、被爆直後は鶴見橋の西側(左の写真では撮影者の背後)で建物疎開をしていた人々が比治山に向かって逃げて行ったそうである。

 平和大通りの東端にあたり、車の通行量は多く、路面電車が時々横切ってゆく。
鶴見橋のシダレヤナギ 
 ちょうど花が良く咲いていて、カーテンのようにゆらゆらと風に揺れていた。

 被爆した幹は枯死してしまったが、後から育った幹は元気であるし、短命と言われる柳であるが、頑張って生き続けてほしいものである。
 鶴見橋のシダレヤナギ

(2010年1月10日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 比治山の広島市現代美術館に特別展を観に行った帰りに、冬の様子はどうだろうと思い訪れた。
 当然落葉の時期なので、寂しい感じではあるが、魚眼レンズで歪曲させて動きが出る感じで撮影してみた。

 生きている木と寿命を終えた木。。。
 

(2011年4月2日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 京橋川沿いに桜を撮影していた流れで、このシダレヤナギの撮影も行った。

 枯死した幹はもちろん葉っぱも付けないし、花も咲かせないのだが、若い木が広く枝葉を伸ばしているので、葉っぱを付けているようにも見える。
 
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 新緑と花がキレイなのだが、曇り空なので、写真が暗くなってしまうのが残念。しかし、しっとりとした色合いもいいかもしれない↑
 
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 ↑道路を渡って遠くから全体を写してみる。          鶴見橋方向から全体像を写してみる↑

 どの方向から見ても格好の良いシダレヤナギである(^−^)
 

(2012年4月7日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 花が咲いている頃なので、このシダレヤナギにも会いに来た。
 被爆樹木の中でもトップクラスの樹形の良い木である。新緑と花の優しい色合いが美しい。

 交通量が多いので、でっかい一眼レフを構えてシダレヤナギを撮る私は多くの人に見られていることだろうが、撮影に集中しているとあまり関係なくなる^^。むしろ何故撮っているのかと興味を持って貰う方が良いのだろう。

 殊更に被爆樹木を神聖化するつもりはないのだが、広島県民としては知っておくべきなのだろうと思う。
 
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 春は3回目にしてようやく青空をバックに撮影することが出来た。やはり青空の方が良く映える。
 
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 京橋川沿いの桜は満開には早いものの(五分咲き位?)、対岸ではお花見が始まっていた。左岸でお花見をする人は少ないが、気持の良い散歩道となっている。いつもここから広島駅方面に向けて歩いて行くのだが、今日はあちこち巡るので、簡単に撮って次に進む。
 

(2013年3月28日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ 
 花の頃なので、比治山の桜を撮影に来たついでに撮影に訪れた。

 今日は天気が悪いのであまりきれいに写らないが、花はよく咲いている(左の写真)。
 鶴見橋のシダレヤナギ
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ 
 被爆樹木の中でも有数のカッコイイ木であり、枯死した幹と新しい幹との対比が構図的に安定している。
鶴見橋のシダレヤナギ 
 あとは空が青ければ花の色がきれいに出るのだが。。。(^^;
桜並木川沿いの木

 少し北に行くと桜並木があるので少しだけ散策(上の写真)。
 ちょうど桜色のスカートの女性が歩いて行ったので、後ろ姿を撮影。
 片側は桜が並んでいるが、もう片方の川側は、クスノキやエノキなどが続いている。
 

(2015年11月7日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ 
 広島市現代美術館に行くついでに、秋の様子を撮影しようとやってきた。シダレヤナギの紅葉はきれいな類ではないが、四季のそれぞれの姿をおさめておかなくてはね(^^;

 青空であればもうちょっと映えるのだが。。。
鶴見橋のシダレヤナギ 
 順光での撮影。

 シダレヤナギの紅葉は枯れたような色なのでちょっと写欲はそそられない。

 やはりシダレヤナギは新緑の頃が一番きれいだな。鶴見橋のシダレヤナギ
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 川沿いに整備されている緑地帯は気持ちの良い散歩道であり、この時期はナンキンハゼの紅葉がキレイである。
 

  (2016年5月4日撮影) 
   
   
 シダレヤナギの新緑(と花)は4月初め頃なので少し遅いのだが、花が終わって葉っぱが茂ってくるこの時期の新緑はどうだろうかとやってきた。

 木の撮影にはいつもは超広角レンズを使用するのだが、今回は35mm(52.5mm相当)単焦点レンズだけで撮影。
 使うのはtokinaの35mmマクロで、標準域でのマクロレンズは珍しく、マクロとして使わなくても当然普通の35mmレンズとして撮れる。標準レンズは人の視角に近いというし、マクロレンズは歪みも少ないし、超広角ではなく”普通に”撮ってみたいと思ったのである。
 
    
 いつもは超広角レンズの画角に頼って距離感のつかみ方を疎かにしていたようで、画角の狭い標準レンズを覗きながら、こちょこちょ移動して自分の思う画を探してみる。

 新緑の具合は思ったより良く、出始めの初々しさを少し残しながらも緑の深さもある。

 
    
 シダレヤナギの新緑としては遅いが、他の木の新緑や花の時期としては5月はちょうど良い時期である。

 クスノキの黄色い花と薄緑色の葉っぱも爽やかである。

 木の花は桜などの華やかなものを除けばあまり注目されないのだが、こういった地味な花の美しさに注目してみるのも良い。


←シロツメクサの花を前景に。

 
    
 川の街である広島にはこういった川沿いの遊歩道が整備されている。
 
 私は呉の人間なのでこういった遊歩道に馴染んではいないが、近くに住んでいるのなら散歩に出かけて季節の写真を撮りたいなと思う。
    
 クスノキが多いが、他の樹種も見られる。
   
   
 比治山公園の入り口道路の反対側には大きな花壇にたくさんの花が植えられていて賑やかである。それに負けじとクスノキの新緑と花が輝く。
 
 
  (2016年11月6日撮影) 
   
 シダレヤナギの紅葉はあまりきれいな訳ではないのだが、天気もよさそうなので、青空と一緒に撮影してみようと一眼レフを持ってきた。

 紅葉、という視点では面白くないのだが、葉っぱのボリューム感もあるし、光線の状態も良いし、なかなかカッコイイ姿である。

 季節感を出すために、背後のイチョウの黄葉を入れてみる。
   
 この日は風もあって、シダレヤナギらしい葉っぱの揺れがあって面白かったので、スローシャッターでぶらしてみた。

 が、フレーミングがイマイチだったかな〜


 この木には何度も会いにやって来ているが、ようやく形が掴めてきたかな〜
 
  (2017年4月9日撮影)
 
 
 見ごろは先週だったよな〜と思いながら、新緑と花の撮影にやって来た。

 予想通り花の多くは下に落ちて絨毯のようになっていた。イチョウの落葉なら絶対にそれをいれて撮影するのだが、上手くフレーミングすることができず、結局ほとんど入れずに撮影した。この辺がまだまだセンスが磨かれていないなと痛感する。

 路面電車の最新車両、LEXと一緒に撮影してみたり、スズメと一緒に撮ってみたり、いくつかバリエーションを増やしてシャッターを押す。
 
    
 ヤナギといえば風で揺れる様が魅力的なので、そういった揺れを捉えてみる。

 申し訳程度に、桜を入れて季節感をプラス。

 曇り空ならば曇り空の撮り方もあるだろうが。。。イマイチかな^^
   
   
 樹形が美しいので、シルエットで捉えても絵になるのだが、やはり青空が似合う木なので、ちょっと残念。また次の機会に!
 
 
  (2017年5月3日撮影)
   
 この日はたくさんの被爆樹木を巡り歩いて疲れていたが、「え〜いっ、ついでだ」と1か月ぶりの訪問になるが、この木にも会いに来た。

 新緑の初々しさから深緑へと変化している。

 逆光となるので、モノクロでシルエット的に撮影してみる。


 
   
 何度も撮影して、ようやく形を捉えられるようになったかな〜と思うが、もう一歩かな〜
 
  (2017年6月18日撮影)
   
 広島市現代美術館に行くついでに撮影しているので、前回から1か月くらいしか経っていないが撮ってみる。梅雨の時期にしては青空があるのが嬉しい。

 アクセスが良いし、カッコイイし、被爆樹木の中では一番撮影している木だな〜。
 
 
 
 歪の少ないTOKINAの14-20F2の大口径レンズを使うようになってから、その写りが気に入って常用しているのだが、久しぶりにNIKONの10.5F2.8の魚眼レンズを使ってみる。

 上の3つの写真では中央と右側がそれである。
 歪みの大きさが魅力だが、逆にそれに振り回される難しいレンズである。しかし、通常のレンズでは撮れない勢いを感じる写真となり、扱いさえ間違わなければ大変魅力的なレンズである。駄作も生まれやすいが(笑)

 ありのままに写せる14-20F2も良いし、きちんと扱うことができれば、その樹の性質を活かした写真も撮れる魚眼レンズも良い。どちらのレンズも使いこなせるようになりたいものである。
 
 
  (2017年8月27日撮影)
 
 真夏の様子を撮影していないので、広島市現代美術館に行くのに合わせて撮ってみた。

 若干黄色味がかっているが、葉を茂らせた後は、シダレヤナギはあまり季節ごとの変化はないかな?
   
 
 以前より葉の茂りのボリューム感が増している印象で、樹勢は良さそうである。
 今は元気がいっぱいだから大丈夫であろうが、今後は北側に伸びた大枝に支えがいるかもしれない。
 
 
 
 撮影を終えて帰ろうとしたら、不意に被爆路面電車が通り過ぎた。
 カメラを収めていたので急いで取り出したが、少し行き過ぎた後で、これくらいの大きさにしか撮れなかった。
 分かっていればシダレヤナギと一緒に撮影したかったのだが、次のチャンスに期待しよう。
 
  (2017年11月23日撮影)
 
 
 
  (2018年1月3日撮影)
 
 いつものように現代美術館を訪れるついでに撮影に立ち寄った。

 冬だから葉っぱもなく寂しい感じかと思いきや、少し残った葉っぱが金色に紅葉し、日に照らされて輝いていた。

 いや〜青空だから余計にきれいだな〜
   
 魚眼レンズを使って。

 街は写したくないものが多くて、魚眼レンズのような圧倒的な画角のレンズは使いにくいのだが、こういう画面構成も面白いな...もうひと工夫が必要だが。
   
 午前中に撮影したのは左側の写真。逆光となるのでシルエットで。

 右側は現代美術館で作品を鑑賞後の夕方近くに撮影したもの。この木は夕方の光の方が似合うかもしれないな。
 
  (2018年4月1日撮影)
 
 
 本当はもう少し早く訪れたかったのだが、花と新緑はまだまだ美しい。花が咲き始めのもっと初々しい時期に撮影したかったなぁ〜。
 
 
 
 街中にあるので人工物が入るのは仕方がないのだが、出来るだけ入らないようにアングルとレンズを工夫してみる。もうちょっと精進が必要だなぁ。
 
 
 
 見上げる構図で。
 シダレヤナギは流れ落ちる枝と葉が特徴であるので、その態様を表現したいな、と。まだまだその域に達していないな、と。
 
 
  (2018年9月23日撮影)
   
 今年は7月豪雨で呉線も止まり、国道も寸断されて、開通しても徐行運転だったり、大渋滞だったりで広島市に出ていこうという気が失せてしまい、この木の夏の様子を撮影していなかったが、ようやく出掛ける気分になったので、初秋の姿を撮影に訪れた。
 
 
 曇り空でどんより暗い写真になったが、半年ぶりに出会ってちょっとホッとする。
 しかし、何度も撮っているのに、このレベルしか撮れないとは(^^;
 
 
  (2018年11月25日撮影)
 
 
 
  (2019年1月3日撮影)
 
 
 
  (2019年5月6日撮影)
 
 
 新緑と花の写真をと思ったのだが、いろいろと都合が合わず、ゴールデンウイークの訪問となった。
 フラワーフェスティバルも終わり、人通りが少なくてゆっくりと撮影出来る。
 しかし、しばらくすると年配の方が根元付近にバイクを停められ、花壇の花の撮影を始められた。
 う〜ん、こちらも被写体なのだが。。。まあ、こういう時はこういう時でアングルの工夫をする良い機会である。バイクが停まっているのが分からないでしょう?
 
 
   
 シダレヤナギの新緑と花は撮影出来なかったが、クスノキは今が最盛期でとても良い色をしているのでレンズを向ける。
 上を見上げると、おぉ、センダンの花だ。遠すぎて淡い紫色ははっきり確認できないが、2回羽状複葉という珍しい葉っぱを持つセンダンらしい葉の展開である。5月下旬くらいが花の時期だと思ったが個体差かな?
 
 
  (2019年8月18日撮影)
 
 
   真夏の様子を撮影してみる。曇り空のため、夏らしい日差しと青空を撮影できないのは仕方ないが、猛暑に負けず多くの葉を茂らせて覆いかぶさって来る様子は撮影できたかな。
 現代美術館へ来るたびに撮影しているので、もっとも撮影している被爆樹木である。これからもおそらくそうなるだろう。
 
 
  (2019年10月26日撮影)
   
 紅葉の時期ではあるが、シダレヤナギはあまりキレイではなく、傷んだような枯れたような感じになる。

 夕方の光に照らされて赤みがかかっていた。
 
  (2020年1月4日撮影)
 
   
 現代美術館を出たころは夕方の光が差して良かったのだが、クスノキ、ソメイヨシノと撮影しながら降りてくると、この木に着く頃には夕日の良い光は終わってしまっていた。

 冬にもかかわらず葉っぱは多く残っていて、少し赤く日に染められていた。

 光が足りないので、シルエット的に撮ってみる。
 こんな雰囲気も良いかな。
   
 夕方の広島の街とシダレヤナギ。

 夜の撮影はあまりしないのだが、こうした夕景の撮影は、空がドラマチックで雰囲気が良くて好きである。
 
  (2020年9月22日撮影)
 
   
 今年から赤外線撮影を始めたので、この樹も撮影しようとやって来た。
 通常のモノクロ撮影と違って雰囲気が違う。
 うまくいかないこともあるが、徐々に質を上げていきたい。
 
   
 葉の茂りは密でボリュームがあり、元気そうである。
 少し茶色がかって冬に向けての変化がみられる。
 シダレヤナギはあまり紅葉がきれいではないのだが、光の当たり方によってはキレイに写るので、また機会を見て訪れたい。

 今年は新型コロナの影響で、広島まで出てくるのを自粛気味で撮影機会が減っているが、木々はそんなことは関係なさそうに葉を揺らしていた。
 
  (2020年12月9日撮影)
   
 前回訪れてから2カ月半とあまり間が空いていないるが、広島市現代美術館が改修工事のため長く閉館するということで、現代美術館を撮影しようと訪れたので、それに合わせて被爆樹木も撮影した。現代美術館の特別展に合わせて訪れていたので、ここに撮影に来る頻度は減るかな?

 今回は赤外線撮影ではなく、モノクロ撮影である。

 長秒露光との違いはあるが、前回の写真と比べてみると印象は全く違う。

 カラー写真は、街中ではどうしても写り込む余計なものが分かってしまうのだが、モノクロだと目立たない。赤外線写真の良さもあるし、どんな表現が良いか試行錯誤していこう。

 そうそう、カラー赤外線写真もあるのだが、あまりに非現実感の世界になってしまうので、未だこちらでは載せる気にならずにいるが、良いのが撮れたら紹介したい。
 
 
  (2021年4月8日撮影)
 
 
 
 今回は通常のカラー撮影と赤外線撮影とを対比させる。
 2段目の写真は三脚にセットしたあと両方撮ったので同じ画角である。どちらがお好みだろうか?それぞれに良さがあると思うが。

 ←イチョウの新緑を背景に葉っぱを撮影。出来れば新緑と花を撮りたかったのだが、その時期は都合が悪く訪れることが出来なかった。
 
  (2021年12月12日撮影)
 

 この木を撮影した他の方のページで、根元周りがきれいになっていることを確認したので、自分も撮影しておこうとやってきた。
 草がなくなって根元の様子がよく分かるようになっている。端の方は花壇になっていて花が植えられている。
 ツタは残っているものもあるが、こちらは枯死した側の幹なので問題はなかろう。
 今まで暗い印象であったので、きれいになって良かったな。千羽鶴も新しいものに変えられて鮮やかだった。
 

(2022年4月2日撮影)

 毎年花の頃を撮影したいと思うのだが、そのタイミングは例年都合が悪く、一番良い時期に撮れることは少ない。
 今年はイイ感じかなと期待していたのだが、新芽の展開が遅いのか、全体的にボリューム感がなく、これからといった感じだ。
 その割に下に落ちている花は多く、盛期は過ぎているのかも?葉の展開が遅いだけで、花はもう終わったのだろうか。
 

 今日は晴れの予報であるが、曇り空ではっきりとせず、逆光の位置では余計に花の色が出ない。
 植えられている花も賑やかであり、供えられている千羽鶴も新しいものに掛けかけられており、以前は草で覆われていた根回りが整備されてすっきりとしている。
 

  (2023年3月25日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 毎年訪れているが、今年は少しだけ訪れる時期が早いので、花の状態は良いかなと期待していたのだが、昨年と同じくらいの感じであった。
 落花は進んでいて、葉の展開も少ないので、全体のボリューム感はなかった。
 光の向きも悪いので、写真的にはあまり良くなかった。葉の展開もまだ少なく、もう一週前かもう一週後だったか。


(2023年3月25日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

(2023年9月3日撮影)

 いつものように現代美術館に行くのに併せて訪れたが、今回は身軽に行ってみようと、一眼カメラではなくスマートフォンでの撮影である。
 スマートフォンのカメラはコンパクトデジカメくらいのレベルで撮れるが、一眼カメラと比べると全然ダメである。
 ここに載せたくないレベルであるが、この時期の様子の記録としては意味があろうと載せることにする。
 今年の夏は暑さが厳しかったが、葉っぱはよく付いているし元気そうである。
 

(2023年10月29日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ

 ハイコントラストのモノトーンで撮影してみる。
 葉っぱとの相性はあまり良くないようだが、幹の雰囲気はカラーよりもよく出ている感じもする。

 写真では載せていないが、横に大きく張り出していた枝を伐採していた。
 その枝があることで格好良い姿を示していたのだが、木に負担が掛かるし、支柱の必要性もあるだろうなとも思っていた。
 撮影する側からすると残念なのだが、木のためには良いと樹木医さんが判断されたのならそれが良いだろう。
 

(2023年11月29日撮影)
鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ鶴見橋のシダレヤナギ


 <アクセス>

 JR広島駅から路面電車で行くのが簡単。
 路面電車の5番乗り場(宇品行き)で乗車し、「比治山下」下車。南に100mほど歩くと鶴見橋の袂に見える。
 周辺に駐車スペースは無く、交通量が多いので路上駐車はできない。
 

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