参考タイム

六の原
公園センター

(30分)

展望園地

(70分)

立烏帽子
駐車場

(20分)

池の段

(25分)

越原越

(50分)

御陵

(35分)

烏帽子山

(50分)

出雲峠

(40分)

六の原
公園センター


写真を撮りながらのゆっくりペースです。
TONARIの 色撮り撮りの「山 行」


紅葉の比婆山縦走’10

六の原−展望園地−立烏帽子山駐車場−池の段−御陵−烏帽子山−出雲峠−六の原
10/10/16
広島県庄原市西城町/比和町

ブナ 
 広島県民の森には何度も訪れているのだが、実は歩いていないルートがまだ結構残っている。
 よって今回は、まだ通ったことのなかった六の原からササの尾根を登って立烏帽子駐車場に行き、池の段、御陵、烏帽子山、出雲峠を経由して六の原に戻って来る、県民の森西側半周ルートを歩くことにした。
 ブナ

 アクセスについては標識通りに行けば良いのだが。。。
 庄原ICを降りて左折し、すぐの交差点を右折して国道183号線を北上する。立烏帽子駐車場へ上がる場合は、最初の比婆山の案内のある鳥居のところから県道254号線に入るのだが、六の原から登る場合はそのまま進み、国道314号線に左折。比婆山温泉を右に見たところで案内に従って左折。突き当たりを右折してしばらく走ると六の原に到着する。駐車場はたくさんある。

 公園センターへトイレに行ったついでに、おはぎを売っていたので購入する。

 下に地図を載せているが、ルートの線まで引くと容量オーバーらしくて書き込めなかったので、チェックポイントと歩く方向だけ載せている。
 
六の原
公園センター






(30分)
展望園地へ 
 山登りは久し振りで、今日はロングコースなので、いつもより入念にストレッチをしておく。

 公園センターに向かって左横に舗装道路があるのでそこに入り、すぐ左の道に入る。少し歩き、左に道が現れるのでその道に入る。

 朝早いので肌寒かったのだが、歩くに従って暑くなり、防寒用?に着ていたパーカーを脱ぐ。

 道幅は広くて歩き易く、それほど急坂という訳ではないのだが、斜面をジグザグに登って行く感じの道で、登り始めということもあるが少し汗をかく。

 
展望園地 展望園地 
 山を巻いて方向が変わると、直進と右に進む道とに分かれる。右側が開けているので、展望園地だろうと右の道を行くとまもなく展望園地に到着する。

 毛無山、伊良谷山、牛曳山の山並みが展望できて気持ちが良い。軽く山登りする場合はここまで来て帰ってもいいかもしれない。

 少し景色を楽しんでから出発する。

 下って行くと先程の直進する道と合流する。
空洞化したブナミズナラの巨木 
 尾根道を歩き、谷を巻いてササの尾根に乗る。

 途中で大きく空洞化したブナを発見(左側の写真))。これくらいの洞なら熊が身体を休めるのにちょうど良いかも?

 ←たくさん幹が分岐したミズナラを発見。

 ミズナラっぽくない樹形だが、合体木かな?

 根周り3mクラスの巨木だと思うが。
ササの尾根から 
 少し展望できる所にやってきた。ササの尾根と名前がついている通り、ササで覆われていた。

 ↓可愛らしい白いキノコ発見♪
  花はアキノキリンソウやヤマシロギクなどが見られた。この時期はそれくらいかな。白いキノコ
ブナの巨木 
 ←おっと!これは大きなブナである!幹回り4m以上はありそうだ。

 ツキヨタケがびっしりくっついている幹があるので、樹勢は良いとは言えないが、これは迫力のあるブナである。県内でも最大クラスのブナではないだろうか?

ブナ
 他にも大きなブナが点在していて、見応えのある木が続く。

 他の登山者と出会わないが、こんな木を見ないなんて勿体ないな〜
ブナ 
 ←こちらは枝の張り出しが広いタイプのブナ。いわゆるタコブナっぽい^^

 ↓ブナの倒木も多いが、キノコがたくさん付いていた。キノコ
ブナとウリハダカエデ 
 ササの尾根の登山道は道幅も広く、いくらかのアップダウンはあるが、傾斜も緩やかで歩き易い。これですべてブナ林だと良いのだが、下の写真のように右側は暗いヒノキ林になっている。でも、これはこれで明と暗の対比となっていて良いかもしれない。

 ←ウリハダカエデもまだ橙色に紅葉していない。少し紅葉には時期が早かったようだ。
 尾根道



(70分)
ブナブナ 
 再び谷を巻き、傾斜がきつくなると立烏帽子駐車場までもうすぐである。

 ←道が緩やかになり、十手?みたいなブナが見えるとまもなく駐車場である。
立烏帽子
駐車場
立烏帽子駐車場 
 立烏帽子駐車場に到着。

 予想通り車は多い。。。と思ったが、それほどでもない。ここまで他の登山者に出会っていないし、今日は人が少ないのかな。

 ここにはバイオトイレが設置されているので、ここでトイレ休憩してから池の段に向かう。トラバース道で越原越に行く道も良いのだが、池の段でおやつにしようと思っているので、楽ちんコースである^^

 立烏帽子山を越えても良いが、今日は行程が長いので遠慮する(笑)











(20分)
リンドウホツツジ 
 鞍部に着くと、予想通りホツツジの紅葉が山肌を赤く染めていた。

 ←ただ、曇り空のせいか鮮やかさが足りず、どこか色褪せたような感じである。

 時期的に終わりに入るリンドウは、まだ元気に咲いていた(左の写真)。
池の段 池の段からの展望

 もう少し日が差してくれると紅葉が鮮やかに輝き綺麗なのだが。。。しかし、ここからの眺めはいつ見ても最高である。
 上のようにパノラマにすると見栄えはするが、パノラマ合成ソフトで無理して繋げているので、実際に見た景色とは違う。
 
立烏帽子の紅葉 
 池の段はいつも多くの人で賑わうのだが、数組居られるくらいで、今日はのんびりしたもの♪

 この綺麗な景色を見ながら公園センターで買ったおはぎを食べる。山登りをする人を意識してか?普通より甘みが強く、疲れた身体に美味しい(^−^)

 休み過ぎると後が辛くなるので、少し休憩したのち、御陵へ向けて出発する。
立烏帽子の紅葉
吾妻山と御陵 
 池の段を少し下ったところで撮影していると、ビュっと風切音がしてツバメか何かがものすごいスピードで横切って行った。

 偶然カメラに捉えたのだが、左の写真の上側に写っているゴミみたいなのがそれ(笑)

 シャッター速度を上げて撮れば止めて撮れるが、これだけ速いと、鳥の撮影に不慣れ私では捉えきれないだろう。
ブナガマズミ 
 比婆山の紅葉は10月20日辺りが良いので、少し早いのかもしれないが、上の方は紅葉していて、下の方はイマイチ紅葉していない。下の方は翌週くらいが良いのかもしれない。

 ←ガマズミの葉っぱが光に透けてキレイ。




(25分)
コハウチワカエデコハウチワカエデ

 きれいに残っている葉っぱがあまり見つからず、破けているものばかりだが、一部紅葉しているコハウチワカエデがあった。紅葉した葉っぱはやはり光に透かすとキレイである。
 
越原越 ブナツキヨタケ 
 越原越に着き、御陵へ向けて登り始める。

 しばらく登って、数年前に倒壊した大きなブナのあるところで休憩する(左側の写真)。

 キノコがたくさん生え、枯死しているものと思っていたのだが、一部の枝に葉っぱが付いていて、辛うじて生き残っているようだ。

 ←今日はあちこちのブナに毒キノコのツキヨタケがびっしりとくっついていた。

 個人的に「森のどら焼き」と名付けているのだが、大きくてごつくて、美味しそうに見える。食べられないのが残念だ(笑)
苔ガマズミ

 ↑ブナの倒木には苔もびっしり生えてフサフサ(^−^) ガマズミの赤い実もキレイである↑。食べられるのだが、ここは採取禁止。。。
 
ブナの純林カニコウモリアキノキリンソウ

 花は少ない時期だが、カニコウモリ(上の写真中央)やアキノキリンソウ(上の写真右側)などが見られる。
 さすがにこのコースでは他の登山者とすれ違ったり、追い抜かれたりする。
 私は写真を撮りながらなので、自分が追い抜くことはない(笑)
 




(50分)
リンドウ 
 日当たりの良い所に出ると、御陵まではもうすぐである。

 この辺にはリンドウが咲き(左の写真)、アセビの蕾(下の写真)が見られる。アセビはこの状態で冬を越して、春の花を咲かせる。
 アセビ
御陵 門栂 
 ←門栂の所にやってくる。

 ここを過ぎればまもなく御陵で、団体さんがお弁当を食べていた。

 ここは聖地なので、信仰心は無くても、あまりここで食事するのはどうかな〜と思ったり。。。

 神聖な雰囲気のする場所なのだが、人が多いとその雰囲気は味わえないかな?

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