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TONARIの 色撮り撮りの「山 行」 |
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黒滝山・白滝山 2 |
01/11/25 |
広島県竹原市忠海町 |
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甥と姪が週末遊びに来たので、ずっと家に居られては身が持たないと考え、ハイキング程度の山登りをしようと決めた。
小学1年生と保育園児なので長い道のりの山はやめて黒滝山・白滝山に登ることにする。
いつものように駐車場に車を置くが1台分のスペースしか空いていなかった。やはりこの山は人気が高い。ちなみに駐車場は4台くらい止められる。
登山口にはトイレもあるし、コースの案内図も置いてある。ここもまた地元に愛されている山である。
ハゼの木が鮮やかに紅葉し、山の斜面に点在しているのでなかなかきれいである。 |
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黒滝山の登山道は、登山道といっても舗装してあるところも多く、運動靴で十分登れる。
登山者というより散歩に来たような感じの方も多く、山登りという気がしない。標高は266mで、登山口は100m前後なので、いつも登っている山と比べれば登る内には入らない。
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登山道沿いに時々花が咲いているが、華やかな形の花なので園芸種が植えられているようだ。
しかし驚いたことにスミレが咲いていた(左の写真)。
種類は分からないが狂い咲にしては色も形も良い。秋に咲くスミレがいるのだろうか。 |
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30分ほどで広場と観音堂の分岐に着き、今日は白滝山まで登るので観音堂へ行く。
ここからの眺めも良く、双眼鏡も設置してあるが今日はガスっていて残念。
白滝山へはここから山頂部を巻くようにして進むが、現在は通行止めとなっていた。
一旦黒滝山山頂に向かい、山頂で休憩後、白滝山の案内標識に従って歩く。仮に付けられた道だからどうかは知らないが、この道ははっきりはしているものの急で滑りやすく、少々危険。しかし子供たちも時々滑りながら下りられたので大人が行けないことはない。
しばらく急坂を下り、本来の道と合流する。
尾根歩きとなるので多少のアップダウンはあるが快適な道。紅葉は終わりに近づきつつあるがまだまだきれいで、赤い実や、実を付けた柿の木があった。
T字路にぶつかり左の道を行く。右の道は一旦下ってからまた上がる道で結構きついらしい。
再び分岐に出るが、ここは駐車場の案内に向けて進む。どちらの道でも良いが、もう一方の道は下ってまた登る道である。
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時折見える白滝山とその尾根も紅葉がきれいで、先端部は大岩の露出した崖となっているので迫力がある。
白滝山の駐車場に着くと、車がいっぱい止まっていた。中には山登りの格好をしている人もいるが、靴を見る限り山登りではなく白滝山の龍泉寺に参拝に来たのか、若しくは展望を楽しみに来たのだろうか。 |
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駐車場からは舗装された道を上がり、まもなく龍泉寺に着く。お寺のトイレを利用できるのできれいに使おう。
お寺の左手に細い舗装された道があるのでこれを登ってゆけば山頂に着く。龍泉寺から山頂の大岩を見上げることができる。
途中、大岩に彫られた磨崖仏がある。石に彫られた仏様は他の山でも見ることがあるが、これだけの規模のものは見ない。
山頂部は細長くそこそこ広い。大岩の上にも登れ、黒滝山を手前に瀬戸内の島々(正面に見える大きな島が毒ガスを製造していたため地図から消された島:大久野島)を見渡せる。天気の良い空気が澄んだ日に登ると、海が大変美しく、瀬戸内海特有の美しさを感じられる。
昼食後下山する。赤ちゃんを抱いた人も登ってくるし、やはり登山の感覚はない。
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黒滝山から白滝山までは今日のコースで1時間強であり、黒滝山に登る時間を入れても1時間半程度の道のり。前回のレポートに書いたとおり初心者向きの山である。
コースとしては、黒滝山に登らず直接白滝山に登る道がある。登山口から少し行ったところに左に入る道があるのがそれだ。上述した観音堂から白滝山に向かう道は途中でこの道に合流する。合流するまでの道が現在通れなくなっている。 |
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この山はピクニック感覚で登れる手頃さがある。県外の方、特に瀬戸内海をあまり見ない方が登れば、瀬戸内海の美しさを感じて貰えるだろう。 |
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