参考タイム
ウォーキングセンター
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50分
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西楽寺
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25分
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9合目
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20分
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山頂
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30分
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西楽寺
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40分
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ウォーキングセンター
かなり
ゆっくり
です |
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TONARIの 色撮り撮りの「山 行」 |
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七国見山 |
06/4/1 |
広島県呉市上蒲刈 |
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七国見山...いかにも展望の良さそうな山名で、この名前を見ただけで登頂欲が湧いてきそうな感じである。
標高457mで上蒲刈島最高峰であり、島の山としては高い部類に入る。
以前に峠から一度登っているが、レポートを載せていないので改めて登ることにした。 |
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<アクセス>
呉市中心部より国道185号線を東進し、川尻町に入ると安芸灘大橋の案内があるのでそれに従って橋を渡る。乗用車は片道700円と割高。島内のいくつかの施設を訪れると帰りの通行券をもらえるサービスがあるので呉市のHPで確認のこと。基本的に上蒲刈の県民の浜を目指して進めばよい。
左手に大きな岩(物見岩)が見えるとまもなくウォーキングセンターに到着する。駐車場は10台くらい。
トイレは途中に安芸灘大橋を渡ったところの公園、蒲刈大橋を渡ってすぐにある串山公園であいの岬、そして登山口となるウォーキングセンターにある。
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<七国見山map>
赤い線が登山道、
灰色の線が舗装道路
緑色の線も舗装道路だが、狭く交通量も少ない。峠まで行った場合は、この道でウォーキングセンターに戻る。
等高線の間隔は50m
以前登った時は峠から長い階段を登ってウォーキングセンターに下ったのだが、今日はウォーキングセンターから登ってピストンする。
時間に余裕があれば、峠まで下りて中腹の車道(緑色の線)を戻るコースも頭に入れておく。
なお、左欄の参考タイムは、かなりゆっくり目のペースである。 |
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ウォーキングセンターに向かって右手から歩き始める(左の写真右手)。
タンポポが多いが、まだ日が差さないので閉じたまま。
木製の階段にはプレートが貼ってあり番号が開いてあるので一応の目安となる。この山は階段の多い山であるので覚悟しておいたほうが良い。 |
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まず、谷の奥に向けて進む。
花は少ないだろうとは思っていたが、タチツボスミレなどが咲いており、ヤブツバキやドライフラワーになったコウヤボウキなどが見える。
春を感じさせるものはスミレくらいで、4月に入ったとは言え、まだ冬の印象が感じられる。
階段を登り観音公園に到着(上の地図では展望所)。
山のほうを見上げると大きな観音様の像がある。
ここから県民の浜方面の景色はきれいなのだが、今日はガスってあまり展望は良くない(なので写真は載せません^^)。
歩き始めは寒かったが、体が温まってきたのでここで服を脱ぐ。
お堂のほうに行くと、説明看板の横に階段の上り口があるので再び階段を登り始める。 |
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少し登ると赤いスミレを目にするようになる。シハイスミレだ(左の写真)。
日当たりがよいので日焼けした感じでアップに耐えられる状態ではないが、この赤紫色のスミレは華やかである。
日当たりの良い階段では、石の隙間から顔を出したシハイスミレが多く見られる。咲き始めくらいだったらもっと鮮やかなのだが、こればかりは仕方ない。 |
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階段が続くので体が熱くなり、更に服を脱いで軽装にする。春先は寒かったり暑かったりするので、こまめに服を着替えて体温調節するとよい。
なお、着替えの途中、ここで記録用のペンを落としたのに気づかず、少し上に行ってから無くしたことに気づいたので、峠を経由して帰るコースは断念した。一度登ってしまうと引き返すのが惜しくなるものだ(笑)
所々に大きな岩があり、岩の上に上れば展望が得られる。これでガスッていなければ良いのだが(^^;
階段が延々続くので、時々景色を楽しみながらゆっくり登ると良い。
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尾根に出て登る方向が変わり、急な階段を登ると西楽寺に到着する。少しだけ奥に進めば、物見岩、山頂と広い範囲を展望できる場所がある。
この山では一番展望の良い場所なので休憩場所にはちょうど良い(左の写真)。
こういう景色が瀬戸内の山の良さである。もう少し靄がなければもっとすばらしい。
ヤマザクラも少しだけ期待していたのだが、一部蕾が見られるくらいで見頃はまだ先のようだ。 |
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急な階段を登った後は緩やかな道となり、また急な階段となり、どんどん高度を稼ぐ。相変わらず階段とお付き合いしないといけない(^^;
途中で枯れたアカマツに、栗のようなキノコが付着していた(左の写真)。
このアカマツはかなり傷んできているようで、こんなアカマツが時々見られる。瀬戸内のアカマツはあまり樹勢がよくないところをよく見る。
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またヒサカキの花も多く見られる(左の写真)。
小さくあまり派手ではないが、よく見るとかわいい花である。
白花と赤花があり、赤い花のほうが鮮やかである。 |
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階段が緩やかになると尾根に乗る。ここが9合目だそうだ。途中にも今何合目か分かるよう標識が出ている。
ここから尾根道となり多少のアップダウンがある。
桂の滝の分岐を過ぎると最後の登りになるが、ここはさほどの急坂ではない。
登り切ると展望所のある山頂に到着する。
人がいないので展望所内で昼食にする。七国見といういかにも展望の良さそうな名前とは裏腹に、展望はあまりなく、南の方が少し空いているくらい。まあ、こんなもんだろうと思えるくらいの展望でそれなり(^_^;。
下山は先に書いたとおり、ペンを探しに元来た道を折り返す。このまま峠へ下る道もあるが、こちらも長い階段が待っていて、峠からは車道を長く歩くことになる。舗装道路なので帰りに車で通ることにしよう。
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午後になってから天候が悪くなり、日が差さなくなったので寒くなる。登りの時にリュックにしまった上着を着て下山することに。
全体的に暗くなってきたので自然と足早になる。やはり天気が悪いと気分が沈んでしまうものである。
西楽寺近くの展望の良い場所で休憩し、さらに下る。階段が続くので時々休憩を入れながら足に負担をかけないよう下ると良い。
幸いペンも見つかった。
帰りは登りと視点が変わるので、下山ではサルトリイバラの花を見つけた(左の写真)。5月ぐらいには青い実を見るので、このくらいの時期に花を咲かせているのだ。同じ植物でも違う時期に見ると様子が変わっておもしろい。 |
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結局今日は誰とも会わずに下山。もう少し登山者がいると思ったのだが、たまたま少ない日だったのかな?
階段がずっと続くのが難点だが、瀬戸内の景色も美しいし、歩きごたえのあるコースである。
もっと歩きたい方は、峠へ下りて中腹を歩いても良いし、奥山まで縦走しても良い。 |
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今では海岸を通るのが便利だが、かつては急峻な海岸線を歩くより山の中を歩くのが当たり前だったようで、そういった道の名残が今では登山道となっている訳である。
なお、盗掘する輩がいるので(←怒)場所は特定しないが、シュンランがたくさん咲いている場所があった(冒頭の写真)。見つけても持って帰らないで欲しい。
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帰りに物見岩の下の中腹を通る道路を車で走ることにした。
ミカンがなっていたので、物見岩を背景に撮影(左の写真)。 |
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オオシマザクラやヤマザクラ(左の写真)はこのくらいの標高だといくつか咲いており、木によっては満開のものもある。
物見岩の下の展望所からは物見岩を見上げることができ、また岩海と瀬戸内海を見渡せて展望がよい。 |
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途中にソメイヨシノが多く植えられた公園があり、つぼみがほころんでいたので、まもなくの開花だろう(左の写真)。結構いいお花見場所だと思う。
少し走るとミモザとソウシジュが咲き始めていた。
この中腹を走る道路は、ちょっと荒れた印象の場所もあるが、概ね問題なく通れる。
交通量はあまりなく、島の山の道としては走りやすい。 |
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