<参考タイム>
駐車場
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(15分)
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キャンプ場
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(30分)
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天狗岩
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(40分)
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山頂
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(15分)
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烏帽子岩
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(40分)
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駐車場 |
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TONARIの 色撮り撮りの「山 行」 |
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紅葉の船通山 (上萩山コース) |
03/10/19 |
鳥取県日野郡日南町 |
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紅葉の時期の山登りはいつもどこに行くか迷う。
3年前、紅葉真っ盛りの時期に船通山に登ったことがあり、天気も紅葉の具合も良くて、とても満足したことを覚えているので、今回はコースを変えてはじめて南側の鳥取県側から登ってみることにした。 |
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国道183号を北上し、道後山の脇を通り過ぎ、県道15号の案内(横田町方面)にしたがって左折する。しばらく走っていると船通山の案内が出るのでそこを右折。狭い道を進むと(途中船通山の展望所がある)駐車場があり、更に少し奥に行くと駐車場があるのでここに車を停める。2つ合わせて10台くらいは停められる。
説明看板があるので大体のコースを確認して出発しよう。
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いきなり急な舗装路を登る。滑りにくい道ではあるが歩き始めからこれではペースがつかみにくい。
植林が多かろうと予想していたが、植林は最初の方だけで、落葉樹が多く、いろいろな木が混じった林が続いている。
15分で急な坂を登り終えると、小さなキャンプ場に着き、炊事場とトイレがある。
山道はここから始まり、すぐに健脚コース(40分)と一般コース(50分)の分岐にくる。両方のコースを歩くつもりなので健脚コースで登って一般コースで下ることにする。
あまり登山者が多くないルートだと思うが、道ははっきりとしていて迷う要素はない。ただし、ずっと階段が続くのが難点である。急な坂なので仕方ないのだがきつい。
10分も歩けば避難小屋がある。 |
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紅葉の具合は、色づきが遅いのか、色付く前に枯れたのか、いまひとつぱっとしない。落葉樹が多く、紅葉はよいはずなのだがあまりレンズを向ける気になれない。
普通紅葉の時期にはあまり花が咲いていないが、ヤマハッカ、ジンジソウ、キバナアキギリなどの花が咲いており、例年と比べて時期がずれているような気がする。
歩き始めてから45分で天狗岩に着く(左の写真)。
実はこの辺りの紅葉を期待していたのだが、枯れたものが多くて残念...。
なお、この天狗岩はスズメバチが巣を作ることがあるらしいので要注意。私も危うく蜂を踏みつぶそうとしていて、寸前で気付いた。
天狗岩の上からいくらか展望できるが、今日はガスって遠くがよく見えなかった。 |
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大きなブナが現れるようになってからまもなく、柵に囲まれたイチイのそばに到着する(左の写真)。
国指定天然記念物のイチイはもう少し上にあるが、このイチイの木もなかなか大きい。ここで一般コースと合流する。 |
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少し登れば斜面に沿って大きく這うように広がった国指定天然記念物のイチイの所に来る。ここから最後の急階段を登り切ると展望の良い開けた山頂に到着する。
空気が澄んでいれば大山がよく見えるのだが、今日は雲がかかってはっきりと分からない。山頂から見る紅葉もきれいだったと思うが、今年は枯れた感じであまり良くないようだ。カワラナデシコがまだ元気に咲き、アゲハチョウが飛んでいるところをみるとちょっと秋山という感じがしない。冷夏と思いきや急に暑くなってまた寒くなったりとおかしな天候が続いたのが原因だろうか。
昼食を摂っていると団体さんが登ってきて、三角点の周りに腰を下ろしていた。三角点や山頂の標識の近くは記念撮影される方がいるので、出来るだけ避けたい。
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下山は下のイチイの所まで戻って一般コースの方に入る。
多少傾斜も緩く、階段でないところが健脚コースより多いので歩きやすい。紅葉の具合もこちらの方がよい気がする(日が差してきたせいもあるが)。登りでさんざん階段に苦労させられたので、階段のない道を歩くと楽しくなる(左の写真)。
山頂から15分で烏帽子岩と呼ばれる尖った石の所まで下ってくる。周りの紅葉さえ良ければ岩+紅葉という写真が撮れるが、既に葉っぱが枯れていて絵にならない。
一般コースは健脚コースと比べて全体的に緩やかだが、急峻な船通山の南面だけあって、一般コースといえど急階段はある。一般コースで登っても階段に悩まされそうだ。 |
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一旦下ったところの沢でキバナアキギリの群落があった。まだ勢いもあり、つぼみを付けているものもいくつかある。今年はやはり時期がズレているようだ。
ここからまた少し上がってすぐ下ると健脚コースと合流する。山頂から1時間弱で登山口に戻る。 |
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初めて南側から登ったが、階段の続く急な道で登りごたえがあった。紅葉の具合が思ったより良くなかったが、年によって違うだろうし、例年なら新緑も紅葉もよいと思う。
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(おまけ) |
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帰りは道後山の方ではなく、遠回りになるが横田町に出て、いつもこの時期に寄っている八川小学校のイチョウを見に行った。
新校舎の工事の関係でイチョウの周りに柵があって写真的にはおもしろくないが、色付きも爽やかでボリュームもある相変わらず良いイチョウである。ちょうど生徒さんが来て「このイチョウは八川小学校のシンボルなんです。」と堂々と説明してくれたのが印象的だった。おそらく昔から小学校のシンボルとして認識されてきたのだろう。
さて、有名な横田の蕎麦でも食べようとお店に行くが駐車場は満杯でビックリ。並ぶのが嫌いな性分なので蕎麦は諦めた。国道筋に「松葉屋」というお菓子屋がいつも気になっていたので寄ってみる。「噂の生ドラ」と幟が立っていたので名物と思い買ってみた。小倉、ゴマ、抹茶、コーヒー、ラムレーズンの五種類で、どら焼きのあんの代わりに生クリームがサンドしてありおいしい。他のお菓子もなかなかセンスあるものも多いように感じた。
ところで、横田町には船通山に登る関係で何回か来ているが、どんどん都会っぽくなってきた。都会化は適当なところでやめてもらいたいが...
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