<参考タイム>
フラワー
パーク
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(15分)
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祠
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(45分)
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山頂
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(30分)
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フラワー
パーク
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TONARIの 色撮り撮りの「山 行」 |
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高見山 |
04/3/7 |
広島県御調郡向島町 |
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数日前から寒気が押し寄せて県北の方は荒れ模様。芸北地域では大雪警報が出ているとなれば、県北に向かうのをためらってしまう。
そこで「行くなら瀬戸内の山だ!」とガイドブックをめくっていると、向島町の高見山が目にとまり、近くにある洋ランセンターをインターネットで調べてみると特別ラン展が始まっていることが分かった。 |
という訳で、ちょうど良いので高見山に登ることにした。高見山は車で山頂まで登ることが出来るが、南のフラワーセンターから1時間程度の遊歩道があるとのことなのでこの道で登ることにする。
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しまなみ海道に入って向島ICで下り(300円)、出たところを左折し、次の信号で右折。立花地区に向けて標識に従って進み、「日本一健康長寿」の看板を見て、山頂まで行く道との分岐を過ぎ、ある程度下るとフラワーセンターの案内が出るので左折。狭い道を進みフラワーセンターを過ぎてちょっと下ったところに案内板とトイレと駐車場がある。フラワーセンター周辺にはミモザや紅梅が見られた。
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<高見山MAP>
赤い線が登山道、
灰色の線が車道です。
等高線の間隔は50mです。
細い橙色の線は一応登山道ですが、道はあるものの藪こぎを強いられますので、山慣れた方以外は使わない方が良いでしょう。 |
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遊歩道の標識に従って堰堤そばの階段を登り、高見山の南の尾根に向かって巻いて行く。
下を見下ろすと静かな美しい瀬戸内海と山の斜面に並ぶ鮮やかなミモザの黄色、その向こうに因島大橋が見える。特にミモザの鮮やかな黄色が目立つ。
急な階段を登り終えると緩やかにアップダウンする道となる。やがて左にカーブし、下りが始まるところで、左手に山の中に入る道が見つかる。
遊歩道だからこのままの道を進めばよいと思いながらも、この先ずっと下りが続いており、下から登ってくる道があるのは知っていたので、ここから入るのだと勘違いしてしまった。
結局どちらからでもいけるのだが、こちら側は山に慣れた人向きのヤブ漕ぎの道だった。 |
最初は踏み跡もしっかりした道で、アカマツの大木も多い雑木林の急登である。松葉が多いので足が滑りやすい。
大きな岩が点在し、注連縄が張ってある岩もある。やがて大きな岩のそばに小さな祠のある場所まで来る。役小角を祀ったもののようだ。ここからの展望はよい(左の写真)。 |
さて、問題はここからである。大きな岩の右側に薄い踏み跡があり、シダをかき分けながら登って行くようになる。地面が見えないので手探り(足探り?)状態である。傾斜がきついのでよけいに歩きにくく、イバラや木の枝が覆い被さっているのでなかなか大変である。
違う道に入ったとは思いながらも、人が通った形跡は認識できるのでそのまま進む。下手に山に慣れているので引き返さなかった判断が悪かったか(^^;。
途中道を失い、周りが展望できる岩の上に出て周囲を観察した。登る予定だった尾根から外れていることは明らかで、その尾根に合流するにはあの辺の斜面を(無理やり)登ればよいとある程度の見当をつける。しかし、ちょっと道を戻ると、見当をつけた場所に踏み跡を見つけた。急斜面だったので、道全体を見渡す余裕が無く(下ばかり見ていたので)踏み跡を見逃したようだ。こういったヤブ漕ぎの場合は、ずんずん登るより、周りの地形を把握しながら登るのが良いようだ(当たり前か...)。
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しばらく急登が続くが、傾斜が緩くなったら不意にちゃんとした遊歩道と合流する。今までの苦労がバカらしく思えるほどのきれいに整備された道である。
”瀬戸のうたみち”と名付けられた道で、大きな岩に歌や詩が刻んであり、近くの白い看板にも同じ歌や詩と解説が書いてある(左の写真)。
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歌や詩には縁遠いのだが、こうした歌碑や詩碑を読みながら登るというのもおもしろい良いアイデアだと思う。また、歌や詩を刻むのにちょうど良い岩が多いとも言える。
階段がずっと続くが距離はなく傾斜も緩く、展望が時折得られるのでそれほどきつくは感じない。先ほどヤブ漕ぎをしているのでそれに比べると天国のような感じである。展望の良いところにベンチなどが置いてある。やがて前方に立派な展望台が見える。
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駐車場から約1時間。登ってみると展望台だけでなく、きれいなテラスが作ってあり、因島、三原、尾道など広範囲に見渡せるようになっている(冒頭と左の写真)。
展望台下にはトイレ有り。展望台の上からは360°の展望があり、瀬戸内海の美しさを再認識できる。雪がちょっとちらついているので寒いのだけが難点だった。 |
下山は元来た道を戻るが、もちろんヤブ漕ぎの所には入らず(気をつけていないと入り口は分からないだろう)そのまま遊歩道を下る。立花地区に下る道と分岐があるがそのまま進み、T字路で右折してフラワーセンターに向けて歩く。山頂から30分ほどで駐車場に到着。
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ほんの一部だが、ミツバツツジとヤマツツジの花が咲き始めていた。やはり瀬戸内の島は暖かい。
思わぬところでヤブ漕ぎを強いられたが、手頃に登れて展望を楽しめるよい山だった。家族連れで登るのにはちょうど良いだろう。
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下山後は折角なので、ミモザが近くで咲いている場所を探して撮影(左の写真)。
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その後は今日の目的のひとつ洋らんセンターへ。
思ったよりたくさんの車が停まっていて、駐車するのに少し待たされた。入場料は400円。
適度に暖かく湿った温室に世界各地のランが並んでいた。よく見る胡蝶蘭、シンピジウムの他にも(名前はややこしくて覚えられないが)、小さなもの、垂れたもの、アツモリソウのようなものなど様々な花が咲いている。 |
色も模様も様々で、ランの愛好家が多いこと、言い値に近い値段で取引されるというランの魅力が感じられた。販売もしており、枯らすだけなので私のような素人は手を出せないが、いろいろなランを見ることが出来て楽しかった。
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