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TONARIの 色撮り撮りの「山 行」 |
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弥畝山 |
01/10/14 |
島根県弥栄町 |
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10月といえば前半の主役はリンドウで、後半の主役はブナの黄葉である。
10月中旬はリンドウを楽しみつつも今年の黄葉の進行具合を確認したりする。というわけでブナの森が残っている山で展望の良い山とガイドブックに紹介してあった弥畝山を目指す。 |
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戸河内ICを下り、秋色に変わりつつある深入山のいこいの村でトイレ休憩し、紅葉が始まっている臥龍山を車窓から遠望しながら木束峠を目指す。
臥龍山を過ぎて大きなカーブのところで右手に入る道があるのでこれに入り(191スキー場あり)、赤いポストのある角を左に入る。
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車窓から辺りを見るとオタカラコウが溝の側に咲いている。「結構咲いているな。」と思っていると紫の花が見える。季節外れのカキツバタが栽培されている。
山道に入ると今度は青い花の群生が見られる。車を止めてみるとアキチョウジの群落(上の写真)とナギナタコウジュがちらほら。
対向車が来ないことを祈りつつT字路で右折し、民家が見えてきたら左に「弥畝牧場」の看板があるのでこれを左に進む。峠付近になって左手に弥畝牧場に上がる舗装路が見え(鎖が張ってある)、その先のカーブの曲がり角に登山口はある。駐車スペースは登山口に1台、すぐ先に案内図があるところに3台くらい。
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最初は急な階段が15〜20分ほど続き、階段脇にはアキノキリンソウや白いキク、ダイモンジソウ(?)がところどころに咲いている。階段を登り切ると臥龍山、掛頭山、深入山、雲月山を遠望でき、島根県側は雲城山などが見える。おそらく三瓶山も霞がかかっていなかったら見えるだろう。
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登り切った後は尾根道のハイキングロードとなる。
ススキの原が果てしなく続き秋の雰囲気を満喫できる。
雲月山と違ってススキが刈ってあり道幅も広く歩き易い。
花は今回もリンドウ目当てだが、ヨツバヒヨドリが盛りを過ぎている時期なのにまだ元気に咲いている。葉っぱは赤茶けたものから、左の写真のように黄色くなったものなど様々。
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アキノキリンソウは我が世の春(?)を満喫するかのように咲き、ところどころヤマラッキョウが彩りを添える。
肝心のリンドウは早い時間帯なので余り花を開いていないが、数は多く、登山道の真ん中にひょっこり顔を出すので踏まないように気を付けながら進む。
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一カ所だけモミジハグマらしき花を見つけた。 |
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無線中継所までは撮影しながらでも1時間弱。立派な舗装路を渡り、「十文字山国有林」の看板の脇の道を進む。
終わりかけのマツムシソウと今が盛りのアキノキリンソウを見ながら山頂のブナ林を目指し、隣りの空山との間に広がる弥畝牧場方面を見て山の斜面が色づきだしているのを確認する。やはり来週くらいが紅葉はいいのだろうか。
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急な坂を下るとブナ林に着く。
紅葉には早いものの落ち着いた感じのきれいなブナ林がある。栗の木やカエデの木も一緒に森を形成しているので紅葉の時期はすばらしいのではないかと思う。
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弥畝山山頂までは藪こぎで、展望もないとと事なので適当なところで引き返す。
帰りは無線中継所から舗装路を下り、駐車場のある峠付近に戻ることにする。
ススキの原が気持ちよさそうに車道脇を飾る。ところどころ小さな湿原が点在し、オタカラコウが咲いている。別の時期は分からないが湿原の花が咲いているかもしれない。
タデが密集して咲いている所もあった。
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約40分で峠の道と合流する。合流地点にもオタカラコウの群落がある。他に人は来ないと思っていたが他に3台の車が止まっているのに少々びっくりした。
山登りというよりハイキング感覚の山で、先日ご紹介した雲月山と少し似た雰囲気の山のように感じた。湿原(湿地)の多さから考えれば他の時期に来てみるのも良いように感じた。
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