【行程】 玉若酢命神社 | 隠岐国分寺 | 岩倉の乳房杉 | 大山神社の杉 | 春日神社 | 浄土ヶ浦 | かぶら杉 | 世間桜 | 白島海岸 | 尾白鼻展望台 | 水若酢神社 | 深浦の滝 | 福浦トンネル | ローソク島 | 那久岬 | 西郷港 |
TONARIの 色撮り撮りの「紀行」 | |||
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隠岐の旅 〜巨樹と絶景と | 2006年9月2日〜3日 | |||
島根県隠岐の島町 | ||||
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島というのは何とも言えず惹かれる響きがある。 瀬戸内海沿いに暮らしていると、島はそれ程遠い存在ではないのだが、船でなければ行くことが出来ない島というのは、(そこに暮らす人の利便性を排した観光者の勝手な視点であるが)やはり魅力がある。 今回の旅行先は、本土から遠く離れた島根県隠岐の島。船もしくは飛行機でなければ行くことが出来ない日本海に浮かぶ島である。 |
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隠岐は「岩倉の乳房杉」という巨樹好きにはたまらない名木があるので一度は訪れたいと思っていた島である。 土日の休みを利用しての一泊二日の旅で、もちろん他の名所を可能な限り巡る、日程的には結構欲張りな行程で行ってきたので、今回皆さんに紹介する。 |
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<9月2日> | ||||
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朝、というか深夜に目を覚まし、急いで身支度を調え午前3時半に自宅を出発する。 隠岐へ渡るため島根県の七類港を目指すのだが、国道375号を北上し、三次IC、庄原ICを経由、国道183号を進み道後山を越えて鳥取県に入り、生山で国道180号線に乗って米子へ向かい、米子から境港、七類と進む。途中遅いトラックにイライラしたが、7時40分発の高速船レインボーの乗船には間に合った。もうちょっと余裕を持って出発できれば良かったが、さすがに深夜に起きるというのは難しいものである。 七類港は広い無料駐車場があるが、かなり埋まっていて、これだけ隠岐に行く人がいるのかとビックリしたが、無料をいいことにしている輩もいるのかもしれない。 港では乗船名簿を書く必要があるので、きっぷ売り場に直に行くと、順番を待ったのに窓口で名簿を書くように言われて後ろに戻される場合があるので注意。 高速船(冒頭の写真)の料金は一人4,990円。 駐車場に停まっていた車の多さから考えると、思ったより乗船する人は少なく、空席も十分残っていた。 なお、高速船の場合はシートベルトを着用することになっているので、写真を撮りに船外に出ることはできない。 窓は曇っていてあまり景色も楽しめそうにないので、早々に眠りにつく。 隠岐は島前と島後に分かれるが、初日は島後に向かうので、西郷港に向かう。 高速船の場合、隠岐へは約1時間で着くのだが、この便は島前の浦郷港を経由して島後の西郷港に行くルートなので約2時間かかる。 |
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西郷港 | 西郷港に到着し、前の道を左に進み、ターミナル前を右折してレンタカー屋さんへ。 隠岐の観光は観光バスなどでも出来るが、山奥にある岩倉の乳房杉に行く関係で、そういう場所にはバスは行けないのと、バスのダイヤに影響されず自由に行動できるメリットがあるレンタカーが一番便利である。土地勘がない場所なので、カーナビもついているのは助かる。 |
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玉若酢命神社 八百杉 |
最初の目的地は玉若酢命神社。八百杉という立派な杉が目当て。 カーナビの使い方が今ひとつ分かりにくく、神社の場所がよく分からない。道路に出ている案内に従えばいいだろうと進むが、案内を見落としたのかその次の目的地、国分寺周辺に来てしまった。「あれ〜」と思いながらカーナビを操作してようやく神社の場所が分かりカーナビに導かれて神社に到着。広めの駐車場がある。 結局のところ、カーナビより地図を見た方が正確に行けたのである。文明の利器に頼ってはいけない.. 境内は特別に広いと言うほどではないが、正面右手に鎮座する堂々とした八百杉が印象深い(左の写真)。 杉というと直立した姿が普通だが、木全体がうねるような躍動感を持っている。上部が折れたような感じだが、葉っぱは青々としていて樹勢は良いようだ。 本殿の屋根は茅葺きの出雲系統の造りで趣がある。 |
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隠岐国分寺 ※焼失 |
次に国分寺へ。カーナビの使い方も要領を得てきたので、次は容易に国分寺へ着いた。広い駐車場とおみやげ屋さんがあり、観光バスも停まっている。 正面に回って坂を上り、拝観料300円を払う。 奥に後醍醐天皇の石碑があるが、まず本堂へ上がる。中央で手をたたくと響く鳴り天井になっている。天井の絵もなかなかである(左の写真)。 ※残念なことに、2007年2月25日本堂が焼失しました。 |
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本堂を出て奥に行くと後醍醐天皇が隠岐へ流刑された記念?の碑が立っており、その奥は遺跡になっている。何の木だろうか、常緑樹の巨木がある。なお、国分寺のお隣に牛突き場がある。 次は岩倉の乳房杉へ。 国道485号を少し北上し、銚子ダムの案内に従って右折。パンフには通り抜け不可と書いてあるので、もしかしたら行けないのかと心配していたが、狭いものの何とか通れる。道の両側から草が覆い被さり、本来の道幅が更に狭くなって離合が大変難しい状態になっている。対向車が来たらおしまいである。路面も荒れた場所が多く、くねくね道がずっと続くので山道に慣れていない人には辛い道である。 いい加減にしてくれと思い始めた頃、登山道の案内があり、乳房杉は0.2qとある。0.2qを遙かに過ぎて下った頃、右手の山の斜面に目的の乳房杉を見つけた。驚いたことに見物人が来ていた。こんな山奥にまでわざわざ見に来る物好きもいるものだな〜と、自分のことを棚に上げて思った(笑)。車は少し先に退避スペースがある。 |
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岩倉の乳房杉 | 写真では見ていたが、想像通りのすばらしい巨樹である。 乳下がりが特徴的だが、山中にあるせいか畏怖を感じる静かだが存在感のある杉である。 先程見た八百杉は生命力に溢れた力強さがあるが、この乳房杉は神秘性を漂わせている。 なお、道からすぐの所にロープが張ってあり、中には入れないようになっている。多くの見物客が来て根元を踏み荒らすと樹勢が衰えるのでご了承願いたい。 |
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大山神社の杉とケヤキ | 乳房杉を後にして次は春日神社のクロマツ群を目指す。 パンフに通り抜け禁止とあるので心配したが、無事下りることが出来た。 下りる途中、「大山神社の杉とケヤキ」という標識を見つけたので寄ってみる。 杉の巨木(左の写真)にはツタがぐるぐる巻きにしてあり、こういうのは初めてである。信仰にはいろいろと地域差があっておもしろい。 ケヤキは2本あり、まずまずの大きさ。 |
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春日神社 | 海に出て春日神社を探す。ふと見ると松が集まった一角を見つけたので行ってみる。 神社の境内にクロマツが多く見られるが、樹高は結構あるものの取り立てて大きなものはない。切り株が置かれていたが、かつてはかなり大きなクロマツが聳えていたようだ。松は全国的に衰退の方向にあるが、遠く離れた隠岐でも少なくなりつつあるようだ。 |
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浄土ヶ浦海岸 | 昼食にはまだ間があるので、浄土ヶ浦海岸へ向かう。 春日神社を出て左に進み、案内に従って進むと広い駐車場がある。車を停めて海岸の方へ。周囲は松林となっている。 波に浸食されたごつごつ岩が眼前に広がり、海の色も美しい。これが日本海だという景色である。 遊歩道があるので海岸近くに下りて歩く。思ったより波は高くないようで、コンクリートで固められた遊歩道を心配なく歩ける。 |
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カワラナデシコやツリガネニンジン、ヤブラン、名前の分からない花などが咲いている。 潮が少し引いているので、遊歩道から岩場の方に下りて水際まで行ってみる。波に削られたのだろうが、ギザギザの荒々しい岩だ(上の写真)。 潮が満ちないうちに遊歩道に戻り先に進む。しかし、案内看板ではまだ奥に進めるようになっていたが、途中で道が途切れて行けないようになっており、適当なところで引き返す。海岸なので浸食や崩壊などがあるのだろう。 浄土ヶ浦を後にして、国道485号を北上し中村地区に向かい、名物さざえカレーを食べにさざえ村に行く。 ここは白島・浄土ヶ浦の遊覧船の発着場近くにあるのだが、今日は波が高いので欠航となっていた。先程見た限りではそれ程波は高くなかったが、沖に出ると荒れているのだろう。 海の家のようなさざえ村で、名物のさざえカレーを注文する。普通のカレーにサザエの切り身が入っているだけで特に感想はなし(笑)サザエ丼の方はアゴ出汁が効いていておいしそうだ。 |
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かぶら杉 | 昼食後はかぶら杉を見に行く。 中村川に沿って南下。かぶら杉の標識が出たところの左手に見える。駐車スペースがあり。トンネルまで行ったら行き過ぎ。 道のすぐそばにあって便利な場所にあり、定期観光バスツアーにも組み込まれている。 幾本にも分岐して上方に伸びる台杉型の杉である。八百杉、乳房杉とも違った雰囲気のある素晴らしい巨樹である。 川のすぐそばにあるので、道路側からしか見ることは出来ない。 |
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世間桜 | 次は世間桜(よのなかざくら)へ。 これは隠岐のパンフに載っていたので、花の季節ではないが、折角なので行ってみることにした。 中村地区に再び戻り、国道485号に合流して南下。道を走っていると小さな標識があるのでそれに従って右折。狭い橋を渡って右折し、道なりに進むと案内がある。駐車スペースはなく、路肩に寄せる。建福寺という廃寺の近くにあるそうだ。 例によってデフォルメされた案内看板がある。デフォルメしていると位置と距離関係がかなりいい加減になって困るのだ。道は草が覆い被さり蜘蛛の巣が行く手を遮る。もう2度とこないかもしれないので頑張って登り、廃寺の境内まで何とか登る。 しかし一面雑草の海で何が何だか分からない。道らしきものを見つけて辿ってみるが、それらしき桜が見当たらない。花の季節ならば分かるのだが、今の時期ではどこにあるかさっぱりである。もっともこんな時期に訪れるのは私のような物好きだけだろうから、そんな物好きのために草刈りをしてくれというのが無理な話である。 雑草の多さに辟易したので結局諦めることにした。山登りの装備ならば少しは頑張るのだが(^^; |
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白島海岸 | 次の目的地は白島展望台。 国道485号を北上していくと案内が出ている。狭いところを越えたら広めの駐車場があるが、我々の他は車一台。この時期は観光客が少ないのか? 少し坂を登ると道が二手に分かれる。右は100M、左は200Mとあるので、まず100Mの方から(笑) 展望台からは広い範囲を見渡すことができ、白島海岸、浄土ヶ浦海岸と紺碧の海と美しい島々が見える。島にぶつかって砕ける白波がきれいだ(左の写真)。 |
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元の道に戻り200Mの方へ。途中アサギマダラが飛んでいたので1枚撮影。急坂を登ると灯台がある。こちらからの展望も良いが、右手の100Mの方の展望台の方がきれいかな? 当初の予定ではもう少し時間が掛かる予定だったが、思いの外早く回れたので、どこか他に行くところはないかと持ってきたパンフを探すが特に行けそうな場所はない... 仕方なく予定通りのコースである、ローソク島の展望所を目指して進む。途中、久見漁港近くを通っていたら、ローソク島展望所の案内を見つけたので、場所的に違うと思いながらも寄ってみる。港の方へ出たので「どこだどこだ」とちょっと迷ってしまったが、ウロチョロせずにそのまま道なりに行けば良かった。行き止まりに車を置いて海岸線を歩く。 |
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ハマゴウの花がいくらか咲いているのを見ながら少し歩き、一番奥の急階段を登ると遠くにローソク島が見える。 ちょっと遠過ぎて期待はずれ。写真を載せるほどでもないので割愛する(^^; |
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尾白鼻展望台 | パンフにローソク島展望台とある尾白鼻展望台へ向かう。 久見漁港トンネルを越えて少し下ったところに案内があり、そこから狭い山道をクネクネと進む。尾根の突端に出ると駐車場があり、そこから少し歩くとローソク島を見下ろす展望所に到着する。 元気があれば、ここから860M下って近くまで行くことが出来る。少々疲れていたので今回はパス(^^。どのみち下の展望所からは「ローソク」にはならないそうだ。 ←見下ろしたローソク島 |
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次は予定通り水若酢神社へ。途中牛が放牧されているのを見ながら走る。 隠岐という島は、平地は平地ではっきりとしていて、瀬戸内の島のように平地は狭くない。島の規模が違うのだから当たり前だろうが、どこかの高原のように広大な平地が広がっている。かと思えば、山が急激にそそり立ち、平地と山との境がはっきりとしている。 |
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水若酢神社 | 隠岐温泉の近くを通り、国道485号に合流し、案内に従い水若酢神社へ。 ここも広めの駐車場があるが、他に車はなし。コンクリートの隙間から顔を出しているタカサゴユリがかわいらしい。時期的に観光客がいない時期なのだろうか。 隠岐に着いて最初に訪れた玉若酢命神社の本殿の茅葺きの屋根も趣があったが、こちらの本殿もなかなかのものである。境内が広くゆったりしているせいもあるかもしれないが、個人的にはこちらのお社の方が好み。 杉の巨木はないが、クロマツの大木が多く見られ、幹周り3m以上はありそうなものもある。 |
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神社を後にして、先ほど通った道を途中まで戻り、ローソク島遊覧船のりばのある福浦地区へ向かう。 到着してもまだ時間が早かったので、どこか喫茶店でもあればしばらく時間をつぶそうと思ったが、やはり都会のようにはいかず、開いている店は無い。遊覧船のりばを確認した後、すぐ近くで見つけた深浦の滝へ行ってみることに。 |
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深浦の滝 | 大きな湾の奥にあって、断崖絶壁から流れ落ちる優美な滝である。 海岸沿いからでも十分見えるほど落差があり、43Mもあるそうだ。近くに行くと大きさがよく分からなくなってしまう。 水量は少ないが、黒い岩肌を流れ落ちる様はきれいであり、滝の周りの岩もおもしろい。ただ水量がない分、水の流れがよどんでいるのが少しマイナス。 |
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福浦トンネル | もう少し時間が余っているので福浦トンネルへ。 昔は船か山越えか海岸線を歩くかで移動していたが、海岸線の道は大変険しいところが多く、人が波にさらわれることがあったそうだ。 そこでこの辺の岩盤が柔らかいのでトンネルを掘って海岸を歩く道としたそうだ。 崩落の危険でもあるのか、トンネルの入り口に大きな岩が転がっていて中に入れないようになっている。 近くまで車で行けるが、Uターンするのが手間取るので注意のこと。 |
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ローソク島 | 17時になったので遊覧船のりばへ向かう。すでに観光バスが着いていて賑わいだしていた。 しゃくなげという遊覧船に乗り17時半に出発。船の後部に乗る。2階席もあるが、屋根の上なので、下より揺れて怖いので遠慮した。 途中断崖絶壁や浸食されてアーチになった岩などを見ながらローソク島へ向かう。 天気は今ひとつだったが、いくらかは天候が回復していて、夕日を見ると雲の切れ間に多少見えるようになってきた。 |
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ローソク島のすぐそばを船で通ったが、思いの外大きな岩である。 近くに来たものの、なかなかローソクに見える位置にいかない。他の遊覧船の順番待ちである。 夕日が雲の切れ間からはっきり出るようになって、ようやく我々の番になり、ローソクの芯と夕日が重なるよう船が動くが、なかなかうまい具合には重ならない。「もう少し!」と船長さんを急かし、重なるよう調整して貰う。潮の流れや岩礁などがある関係で思うようには行かないようだが、何回かトライして貰い、それなりの写真が撮れた。船長さんありがとう。 ローソク島から少し離れ、近くの馬の背という島へ行く。この島の真ん中に穴が2つあり、季節によってはこの穴から夕日が差し込むらしい。 |
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←帰り際に撮影したローソク島。 夕日に照らされて赤く染まっていた。 尾白鼻展望所から見たときはあまり大きく感じなかったが、船でそばを通ると迫力がある。 |
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←船からローソク島と沈む夕日を撮影 ローソクが点るか心配だったが、うまく雲が切れてくれて、灯が点った写真を撮ることが出来て満足。遊覧船は2000円と少々高めだが、”ローソク”の姿が見られれば構わない(^−^) 揺れる船の上なので水平を出すのは難しいが、これだけ撮れれば上出来だろう。 |
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港に着いて本日最後の目的地、那久岬へ向かう。 島前方面の展望がよい場所なので、もしかしたら夕日でも見られるかと思っていたが、港に帰った時点でかなり沈んでいたのでそれは無理だった。 30分ほど走って那久岬に到着。車が数台止まっているので、ここからの夕日を楽しんだ人がいるようだ。 |
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那久岬 | 完全には真っ暗になっておらず、多少は明るいので、写真に撮ってみる。まあ、こんなものである。 イカ釣り漁船の漁り火がポツンポツンと見える。 遠くからでもはっきり見えるので、近くだとかなりの明るさなのだろう。 ここからは島前方面の景色が良いので、次に来ることがあれば昼間に来よう。 |
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那久岬を出て今日の宿泊地、西郷港のホテルに向かう。 7時過ぎに着いたので、ホテルの食事処(居酒屋)は満員ということなので、お勧めのお店を教えて貰う。 シャワーを浴びてさっぱりしてからホテルを出て、徒歩でいくらか歩いてお勧めの店にゆく。 ちょっと品数が少なめだったが、刺身の盛り合わせにオニエビとシマエビがあった。どちらも初めて見るエビであるが、両方とも甘くておいしい。身の大きなオニエビの方が食べ応えがある。 オニエビは頭の所に角のような突起があるエビで、後から調べてみると、幻のエビと言われているそうだ。お取り寄せは可能なようだが、エビは鮮度が落ちやすいので生食はできない。隠岐でもそうは出回らないエビのようで幸運だった。 朝の早い時間から起きての慌ただしい隠岐の旅初日だった。普通の観光旅行に比べれば、訪れた場所も歩いた距離も多く、山登りより疲れた。翌日は島前へ渡るので、パンフを見ながら予習してから眠りに入った。 |
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<9月3日へ> | ||||
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