<2日目> 雲の上の ホテル | 大野ヶ原 | 源氏ヶ駄馬 | 猪伏の大トチ | 三島神社の 乳出の イチョウ | 広瀬神社の ケヤキと イチイガシ | 内子町 |
TONARIの 色撮り撮りの「紀行」 | |||
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四国カルストと秘境の巨樹+内子の町並み | 2011年7月30日〜8月1日 | |||
愛媛県・高知県 | ||||
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<2日目>7月31日後編 | ||||
チーズケーキを食べたら姫鶴平まで向かう。まだ時間が早いので離合する車も少なくて良かった。 姫鶴荘を過ぎて下ったところを左折し、道なりに進み、行き止まりの駐車場に車を停める。たぶん四国カルストに巨樹巨木を見に行く人は居ないだろうな〜と思っていたが、前を走る車も同じ所に向かっていた(^^; ここから森の巨人たち100選に選ばれた猪伏の大トチへ向かう。 大トチまでは2qの道のり。山登りで2qは大したことはないのだが、いきなりどんどん下り、また登り、また下りとアップダウンが結構あって歩き応えがある。 ←道中には大きな木が結構多くて楽しめる。 |
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ペンション もみの木 10:30 | 猪伏の大トチ 遊歩道入口 11:10 |
花はギンバイソウが最盛期で、山の斜面に群生して咲いている。 あとはモミジガサ、クサアジサイなど。 0.8qで水場があるが、他の人が水浴びしていたのでそのまま通り過ぎる。 |
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(左側の写真) 岩が崩壊した斜面で、岩にびっしり苔が付いている。雰囲気があってキレイ。 (右側の写真) 遊歩道そばに聳えるブナの大木。 これくらいの太さのブナがところどころにある。 |
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(左側の写真) オヒョウの巨木。 幹だけで言うとそれほど大きくないのだが、根元に大きな岩を抱いているので、巨木の雰囲気がある。これが幹だけならスゴイ巨樹なのだが。 (右側の写真) サワグルミの巨木。 カツラかと思ったが、サワグルミと標識が出ていた。 たくさんの種類の木々が覆い被さっているので、どの木の葉っぱか良く分からない(^^; この森は巨樹巨木の森だな〜面白いな♪ |
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朝、源氏ヶ駄馬を登った疲れがあるのか、ちょっとしんどくなってきた。 あれくらいは疲れのうちに入らないと思うのだが、真夏に入って体力が消耗していたのかな? |
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猪伏の大トチ 12:00 |
まだかまだかとアップダウンをしていると、周囲の様子が変わり、トラバース道から広い場所を歩く道となり、左奥にケヤキの巨木が見えたら、大トチはまもなくで、悠然とした姿で待ち構えていた。 参考タイムは40分だが、写真を撮るので45分ほどかかった。 <猪伏の大トチ> 幹回り:6.26m 樹高:約30m 推定樹齢:600年 森の巨樹たち百選 幹周りで言うとトチノキの6mクラスは殊更に大きくはないのだが、山奥にあるので何やら余計に格好良く感じた。樹形も良く、樹勢も良いようだ。 |
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猪伏の大トチ 出発 12:20 |
近くにカツラの巨木があり、根元が空洞化していて、こちらもカッコイイ(左側の写真)。 これくらいの木なら何か指定があっても良さそうな気もするが。 ←先程のケヤキは斜めに伸びていて蔓が絡まっているのでちょっと樹勢は良くなさそうだが、他にも大きな木があって、やはり巨木の森と言ってもいいかも知れない。 ここでおやつにして、しばらく休憩してから引き返す。 アップダウンの道なので帰りが早いという訳でもないが、少し気が重かった(^^A |
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水場 12:50 | 遊歩道入口 13:10 |
水場まで戻って顔や首、腕を冷やす(左の写真)。 普通山水は思ったより冷たくないものだが、ここの山水は氷水のように冷たく気持ちがいい。少し手を浸けておくと凍えそうなほどである(><) タオルを水に浸して身体を拭くと気持ちが良く、疲れが少し飛んだ感じがして、元気を取り戻して駐車場まで帰ることが出来た。 まもなく割と強い雨が降り出したのだが、木々が幾重にも茂っているので、カッパを着なくても濡れなかった。深い森である。 |
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姫鶴荘まで戻ってトイレ休憩。 トイレは裏手にあるのだが、裏手には愛媛と高知の県境があった。四国カルストは県境になるので、道を走っていると高知と愛媛が入れ替わったりする。 缶コーヒーを買って(140円)一息入れ、四国カルストを後にする。時間があったらもうしばらくのんびりしていたい場所である。 地芳峠からまたクネクネ道を愛媛県側に下り、国道440号線に合流し、しばらく走って国道33号線に合流すると後は運転が楽になる。狭い道で苦労するかな?と思っていたが、案外楽に進むことが出来た。今日もライダーさん達が結構多く、時々路肩に車を停めて抜かしてもらったりした。狭い道はバイクが速いので、さっさと抜いてもらった方が運転が楽である。ここから道の駅みかわまで帰る。 道の駅みかわで、おやつにアイスクリームを食べる。夏休みなので結構お客さんが多い。 ここから今日の宿泊地、内子を目指すが、途中に巨樹巨木があるのでそこに寄る。 国道33号線を西に進み、国道380号線に左折する。町境の真弓トンネルを過ぎると狭い山道になるが、交通量はあまりないので問題ない。里に下りて県道52号線に左折して、後から行く広瀬神社前を通り過ぎ、道なりに奥へ進むと、三島神社へ到着。駐車場がないので、右に下ったところの少し広い路肩に停める(神社の境内へ登る細い道はあったが、基本的に境内には車を入れたくないので。。。)。 |
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三島神社の 乳出の 大イチョウ 15:30 |
【乳出の大イチョウ】 樹高34m 幹周り11.8m 推定樹齢1200年 愛媛県指定天然記念物 乳出イチョウと言われる大きなイチョウが鳥居のすぐそばにあり、堂々と聳えている。この大きさだと、黄葉すると見事な景観となるに違いない。 撮影していると地区の自治会長さんがやって来て、黄葉する11月半ばにイチョウ祭りを今年初めて開催するので、広島でも宣伝して下さいと頼まれた。 広島から行く人は少ないと思うが、黄葉したイチョウ巡りはなかなか楽しいもの。内子方面に行くことがあったら、是非訪れてみて欲しい。 |
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【三島神社の兄弟かや】 (手前)幹回り4.7m 樹高25m 推定樹齢7〜800年 小田町指定天然記念物 ( 奥 )幹回り4m 樹高30m 推定樹齢7〜800年 小田町指定天然記念物 イチョウの他にはカヤの巨木が2本あり、兄弟かやと名付けられている。 カヤにしては横の広がりがなく、痩せている感じで、何でも火災に遭ったのだとか。。。これ以上は太くなるのは難しいかな〜でも、限られた枝にはたくさん葉っぱも付いているし、何とか元気になれば良いのだが。 |
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来た道を戻って広瀬神社へ。前の道は幅が広いので、路肩に車を停める。 |
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広瀬神社の ケヤキと イチイガシ 15:45 | 16:00 |
【広瀬神社のケヤキとイチイガシ】 (ケヤキ2株)樹高32m 幹回り7m 推定樹齢1000年以上 愛媛県指定天然記念物 (イチイガシ)樹高30m 幹回り7.3m 推定樹齢1000年以上 愛媛県指定天然記念物 |
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←イチイガシ ケヤキの木が2本、イチイガシが1本あるが、どの木も良く枝を張ってカッコイイ。 鳥居横のケヤキは、石垣と舗装道路があるので少し窮屈だが、他の2本は十分根を張るスペースがあり、半円形のきれいな樹形である。ただ、主幹が傷んでいるので樹勢は良いとは言えそうにない。 |
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今日の予定はこれで終わりなので、近くの道の駅でトイレ休憩。スズメバチの蜜漬けとかニホンミツバチの蜂蜜とか気になる物があったが、自分の車でないので荷物が重くなるのが嫌で買わずに出た(^^; |
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旅館松乃屋 |
内子の町に出て、内子座の近くにある松乃屋さんで宿泊。イタリアンコースを頼んだのだが、なかなか美味しくて、これで1泊1万円程度ならリーズナブルである。 左上から。。。 カンパチと海老のサラダ 南瓜のクリームスープ トマトとバジルの冷製パスタ 宇和海産真鯛のソテーと季節のお野菜添え 内子豚の香草パン粉焼き じゃが芋のロースト添え デザート 紅茶(妖精の火香) これなら和食の方も良さそうである。 街中なので、温泉でもないのでお風呂はまあ仕方ないが、料理が美味しいとその辺は構わない。逆に施設が立派なのに料理がイマイチのところは嫌である。 |
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