広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:25m
【幹周】:4.7m
【指定】:県
 ブナ科   <山毛欅>

仁賀のシラカシ群 広島県三次市三良坂町仁賀小塩野

仁賀のシラカシ群 
 7本のシラカシによって形成された森で、全体の樹冠は40m程度とのこと。

 最も大きな木は根周り5.9mもあるが、空洞化が激しい。

 2番目に大きなものは左の写真中央のもので幹周り4.7m。
 3つに分岐しており、大きなコブがあって特異な姿をしている。川北の大コブほどではないにしても、シラカシはコブを作りやすいのか?

 他の5本は根回りだが、2.8m、2.1m、1.5m、1.2m、1.1mと小柄。

 最も大きな木の根元には殿様墓と呼ばれる祠があり、地元ではこの森を「小塩野のかしぐろ」と呼ぶそうだ。

 ちなみに仁賀は「にか」と読む。
仁賀のシラカシ群仁賀のシラカシ群 
 2番目に大きな木が一番味わいがある。

 大きなコブも特徴的だが、分岐した主幹の形状もうねるような力強さがある。

 祠があることもあり、神聖な場所と思われるので、礼を以って接したい。

 ここはちょっと雰囲気が違う感じがする。
 
(2007年4月28日撮影)

(2008年10月18日)
仁賀のシラカシ群仁賀のシラカシ群 
 霧に包まれた灰塚のナラガシワを見た後、ここは神聖な雰囲気のする場所なので、霧がたちこめていたら良いだろうと思い訪れてみたが、霧は晴れていた。

 紅葉にも早いので上の写真とあまり違わないかな(^^?

 この場所は”何か”を感じてしまうので、寂しい時間帯に行くと少し怖い雰囲気がある。←あっ、別に私は霊感はありませんよ^^

 
 <アクセス>

 灰塚ダムを目指して貰えばよい。
 庄原ICを降りて左折してすぐの交差点を左折。500mほど走って県道61号に左折。旧三良坂町に入ると灰塚ダムの案内があるのでそこを左折(七塚原方面と分岐する信号のところ)。ダムに向けて進むと右手斜めに下る道があり、その途中に案内標識が出ている。駐車場有。そのまま下ると灰塚ダムの下にある公園に出る。
 50mほど歩くと到着する。
  

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