TONARIの 色撮り撮りの「紀行」

紅葉の会津紀行 03/10/9〜10/13
福島県

 5日目(10月13日)
朝焼けの会津磐梯山 
 最終日の朝、部屋から朝焼けの会津磐梯山が見えた。

 天気予報は雨だったが、早朝の僅かな時間だけその荒々しくも雄大な姿を見せてもらった。再び来いよとのメッセージであろうか。
ケヤキの巨木 
 さて、最終日は鶴ヶ城と三春滝桜に寄ってから帰ることにした。

 会津若松市の鶴ヶ城は五色沼入口から1時間ほどで到着する。駐車料金は300円、天守閣に登るなら500円。

 駐車場に車を停め、何気なく周りを見ていると大きなケヤキの木が目に入った。存在感のある堂々とした巨木で、幹周りは5m程度はありそうだ。歩いていても大きなケヤキが目に入り、広島県なら天然記念物になっていそうな巨木をいくつか見る。
鶴ヶ城 
 また、桜の古木も多く、花の時期は見事ではないかと思う。せっかくなので天守閣に登ってみる。天気が良かったら展望がよいだろう。

 会津にはいい桜があると聞いているのだが、時間がないので次に向かう。

 鶴ヶ城を出て高速道路に乗る。晴れていたら磐梯山や猪苗代湖が見えていただろうが、深い霧の中。
 
 船引三春ICで高速を下りる。利用者は少ないのに、渋滞の時は2列になって下さいと看板があり「?」と思ったが、桜の花の時期は渋滞になるのだろう。ICを下りて左折し、道なりに進んでいると滝桜の案内があるのでそれにしたがって進む。やがて坂の頂点の右方に滝桜が見えてくる。
 
三春滝桜 
 周りが開けているのでパッと目にはこじんまりした桜に見えるが、近くによって行くとその大きさが実感される。

 滝桜と言われているようにボリューム感のある枝振りで、花の時期を想像すると、多くの人が見物に来る理由が分かる。

 今の時期は葉っぱがいくらか紅葉している状態で、見物人はいないだろうと思っていると、数名カメラマンがいた。

 この近くには桜の名木がいくつかあるようなので、時間があれば寄ってみたかったが、新幹線の時間があるので滝桜のみで我慢する。機会があれば桜めぐりをしたいものだ。
 
 急遽会津行きが決まったためリサーチが十分でなく、失敗もいくつかあったが、概ね天候にも恵まれ、2日目の安達太良山の素晴らしい紅葉、3日目の一切経山からの五色沼の展望は特に印象に残り、思い出深い旅となった。後日調べてみれば、まだまだ見所が多く再び行きたい気持ちになる。それに会津磐梯山に登っていない。そうそう行くことのない地域であるが、機会を見つけての再訪を目指したい。
 

2日目:安達太良山
3日目:一切経山・東吾妻山
4日目:巨樹めぐり・五色沼・小野川不動滝
5日目:鶴ヶ城・三春滝桜
 

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