【行程】

青根温泉
8:10

三階滝
展望所
8:35

不動滝
展望所
9:10

こまくさ平
展望所

蔵王
ハイライン

蔵王のお釜

刈田岳

熊野岳

山頂リフト

蔵王温泉
TONARIの 色撮り撮りの「紀行」

秋の蔵王・山寺と温泉と巨樹と 宮城蔵王(お釜・熊野岳) 2007年10月13日〜16日
宮城県・山形県

<10月14日(日)>前編

三階滝 
 今日の予定は、蔵王エコーラインでお釜まで上がって熊野岳まで登り、それから山形蔵王・蔵王温泉に下り、ロープウェイで観光する。

 ホテルの朝食を終えて8時過ぎに出発。出来れば7時くらいには出たいのだが、山小屋ではないので仕方ない。

 遠刈田温泉まで戻り、蔵王エコーラインに入る(無料)。紅葉の進み具合はイマイチだが、上がるに従って色づきが増してくる。とはいえ少し時期が早い感じである。

 まず、滝の展望所のある所へ入る。

 正面下方に三階滝があり、この滝は日本の滝百選に選ばれており、三段の落差181mという大きな滝である(左の写真)。

 遠すぎて感動は薄いが、近くに行けば逆に全体像が分からないし難しいところではある。
不動滝 
 右手奥には不動滝という大きな滝が見え、その上方にお釜のある五色岳(1,672m)が見える(左の写真)。

 紅葉の進み具合がもう少し深まれば良いのだが、今の段階では色合い的に寂しい。

 車に戻ってエコーラインを少し登ると、今度は不動滝の案内があり、路肩に車を停めて少し下ると展望所に着く。

 不動滝は豪快な滝で、降りられるものなら下に降りて、滝壷から見上げたい滝である。この展望所からは少し上から見下ろす感じだが、木々に阻まれて視界が狭く、あまり絵にならなかったので、そこからの写真は省略する^^

 ここも紅葉があれば素晴らしかっただろう。
こまくさ平 こまくさ平からのパノラマ
不帰の滝 
 エコーラインに戻り、車で登ってゆくが、退避スペースが無いので停めることなく車窓から景色を楽しみながら登る。渋滞することを考えてわざと退避スペースを作らないのだろう。いや、植生の保護のためかもしれない。駐車場のあるところに車を停めて景色を楽しみながら進む。

 広い駐車場のあるこまくさ平で車を停め(トイレ有り)、降りて少し離れたところにある展望所へ行く。そこからの風景が上のパノラマ写真(5枚を繋げた)。

 五色岳の灰色の斜面から紅葉した山肌へと広がり、左手に不帰の滝が流れ落ちている(左の写真)。紅葉の具合もちょうど見頃で美しい。

 こまくさ平という名前であるので、高山植物の女王、コマクサが多いのだろう。それらしき葉っぱの固まりが点在していた。

 
蔵王
ハイライン
9:35
 
 再び車に乗りお釜を目指す。
 途中に駐車場があるが、そこは大黒天というところで、刈田岳(1.758m)へ至る登山道があり、登山姿の人たちも見える。お釜へは有料道路かリフトで上がることになるので、無料で行きたい方は、ここから40〜50分登れば到達できる。

 ここを過ぎてまもなく有料道路の蔵王ハイラインに入るが、料金所前では少し渋滞が始まっていた。普通車は520円。料金所を越えれば渋滞もなく走ることが出来る。ハイラインを上がり、山頂駐車場に駐車。朝早い時間帯にもかかわらず結構詰まっている。山頂の駐車場は結構広いが、少し遠くの方に停めることになった。有名な観光地であり、紅葉のシーズンでかつ日曜日でもあるので当たり前か。

 下のパノラマ写真は、駐車場からハイラインを見下ろしたもの。赤い紅葉が多く鮮やか。
山頂駐車場
9:45
駐車場からハイラインを見下ろす
ナナカマド 
 レストハウスの横を進み、緩やかに坂を登ってゆく。

 予想通り大勢の観光客がいて、大変賑わっている。自分のペースで歩けないが、観光地ではこんなものだ。

 道のそばにナナカマドの赤い実があったので撮影(左の写真)。

 葉っぱが傷んで枯れてしまっているが、実の赤の存在感は強い。
蔵王のお釜
(五色沼)
9:50
蔵王のお釜 
 坂を登りきるとお釜を見下ろすことが出来る(この旅行記冒頭の写真と左の写真)。

 テレビやパンフで見るとおりの緑色の沼である。沼の水は酸性で生物は住めないとか。

 周囲は荒涼とした風景で、いかにも火山と言った感じである。この火口の沼は、光の具合で色合いが変わるので五色沼ともいい、火口の山の最高峰を五色岳と呼ぶそうだ。
刈田岳から蔵王のお釜 
 取り敢えず、5分ほどで登れる刈田岳に向けて階段を登る。

 下で見るのとは違い、少し上に行くだけでも奥行きが出てきて雰囲気が違ってくる。

 左の写真は魚眼レンズ撮影なので、実際見る景色より遠近感が誇張されているが、全体の雰囲気はこんな感じである。
刈田岳
10:00
山頂と神社 
 東の太平洋側の展望は少し霞んでいるが、広い平野が見える。

 刈田岳の山頂部にある刈田嶺神社には大勢の人がお参りをしている。
蔵王のお釜 
 お参りを済ませて来た道を下り、次は蔵王連峰最高峰の熊野岳へ向けて歩き出す。

 山頂リフトへの分岐を過ぎ、緩やかに高度を上げる。右手下方に緑色のお釜が見え、登るに従って見える角度が変わってくる(左の写真)。

 山のスケールが大きいので、進んでいるという感覚が鈍くなり、距離的にはそれほどでもないのに精神的には少し遠く感じる。
ハイマツと草紅葉 
 天気は良いものの、風が強いので上着を着ていて正解だった。帽子を飛ばされないように気をつけながら歩く。

 冬くらいの感じの服装で良いのだが(短時間の滞在ならフリースくらいでも大丈夫)、天気の悪いときのことを考えて厚い上着はあった方が良い。

 荒涼とした世界だが、ハイマツ等の常緑樹は所々でしっかり根付いており、草本は草もみじになっている。
蔵王のお釜 
 お釜を回り込むと、熊野岳へ向けて道は2分する。どちらへ行っても構わないが、心理的に近いと思われる斜面を斜めに登る左手の道を登る。

 ここからは石がゴロゴロしているので登山靴でないと不安ではあるが、良く歩かれているので運動靴でも大丈夫。私はウォーキングシューズだった。
 
 この斜面は少し傾斜がきついが、少し我慢すれば稜線に乗り、祠のある山頂までは少し歩けば到着する。刈田岳からは1時間程度。

 花はさすがにこの時期咲いていないが、実になっている植物を発見(左の写真)。

 高山植物は勉強していないので、種類は不明^^何とかツガザクラかな(^^?
↓熊野岳(1,841m)から山形方面の景色
熊野岳
11:00
熊野岳からのパノラマ
↓上の写真から右に移動して、中央に地蔵山と三宝荒神山
熊野岳からのパノラマ
熊野岳山頂
 熊野岳は蔵王の最高峰で、ここに登ると周囲が広く見渡せる(上のパノラマ写真)。

 すぐ下が今日宿泊する蔵王温泉の町並み。正面の三宝荒神山が鮮やかに紅葉している。光の向きの関係で印象が暗くなるが、エコーラインの周りの紅葉もきれいである。

 地蔵山と三宝荒神山との鞍部には、下からロープウェイが繋がっていて、観光客でも容易に登ることが出来る(後で登ったが、それは後述)。もちろん登山道が繋がっているので、時間があれば縦走が可能である。今回は観光客気分で来ており、時間が無いので今回は歩かない。いつか来ることもあるだろう。

登山道 この左手にお釜がある。 
 熊野岳を後にして元来た道を戻る。

 お釜の展望所付近は多くの人で、熊野岳まで登ってくる人はそう多くはないが、登山姿の人も結構おり、有名な山なんだと再認識する。

 ←この左手がお釜で、急激に落ち込んでいる。
レストハウス
11:50
 
 お昼前なので、混まないうちに山頂レストハウスで食事を摂る。
 予定が詰まっているので一番出るのが早いと思われるカレーを食べてここを後にする。味はあんなもんだろう^^

 12時ともなると人も車も一杯で、駐車待ちの大渋滞となっていた「あそこに停めさせろ。」と誘導員の指示に従わない困った人たち(ハァ...)を横目に見ながら車を発進させる。連なる車の列を横に見ながら「遅くにやって来るのが悪いのさっ♪」っとちょっとした優越感?に浸りながらハイラインからエコーラインに合流。ハイラインの入口付近もまだ大渋滞だった。紅葉の時期の日曜日なのでこれくらいは当たり前なのだろう。

 エコーラインを西に下り山形県側の蔵王温泉へ向けて下る。
 しかし、山頂リフトの駐車場を過ぎて少し下ったところで、帽子を先程のレストランに忘れたことに気づき引き返すことにした。ハイラインは大渋滞なので時間のロスが大きすぎると判断し、山頂リフトで登ることにした。往復700円だが、買ったばかりの高い帽子だったので取りに戻ることにした。
 
 運悪くリフトもその頃が良く混んでおり、こちらも行列。帽子が誰かに盗まれはしないかとハラハラ、イライラしながら列に並ぶ。リフトの周りの紅葉はとてもきれいだったが、心に落ち着きがなかったので素直にきれいだと感じられなかった。リフトに乗っている姿を記念撮影をする業者につい冷たい視線を送ってしまった(笑)あんなもんに1000円払えるか(爆)。

 リフトを降りて早足でレストランに戻り(割と距離がある)、座った席の周辺を探すが見当たらず、厨房スタッフに訊いてみようと近づくと、見覚えのある帽子がそばに置いてあった。忘れ物として届けて貰ったようだ。割と高価な帽子だったので誰かに持って行かれたかも?と心配していたが、世の中そんなに捨てた物でもないようだ。m(_ _)m

 
山頂リフト
12:10
|
13:25
刈田リフト
 例え自分の物でも勝手に持っていくのはマズイので、スタッフに声をかけてから返して貰った。ただでさえスケジュールが詰まっているのに1時間くらいロスしたのは大きいが、取り敢えず良かった。

 エコーラインの渋滞を見て優越感に浸った自分への戒めだったのか...

 それはともかく^^、気持ちが落ち着いたので、リフト周辺の紅葉を撮影(左の写真)。

 一件落着したので安心してエコーラインを山形県側、蔵王温泉に向けて下る。
 長くなったので、この日の後半部分は次ページにする。
 
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⇒1.10月13日    称名寺のシイノキ・高蔵寺
⇒2.10月14日前編 宮城蔵王(お釜・熊野岳)
3.10月14日後編 山形蔵王(ロープウェイ・蔵王温泉)
4.10月15日前編 山寺と大ケヤキ
5.10月15日後編 銀山温泉・アカマツ・鳴子峡
6.10月16日    秋保大滝

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