【行程】 刈田リフト | 蔵王 ロープウェイ 山麓駅 樹氷高原駅 地蔵山山頂駅 | 三宝荒神山 | 地蔵山山頂駅 樹氷高原駅 山麓駅 | 蔵王中央 ロープウェイ 山麓駅 鳥兜駅 | 鳥兜山 | 夏山リフト | ドッコ沼 | スカイケーブル 上の台駅 | 蔵王温泉 |
TONARIの 色撮り撮りの「紀行」 | |||
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秋の蔵王・山寺と温泉と巨樹と 山形蔵王(ロープウェイ・蔵王温泉) | 2007年10月13日〜16日 | |||
宮城県・山形県 | ||||
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<10月14日(日)>後編 | ||||
山頂リフト駐車場からエコーラインを蔵王温泉に向けて下る。 上の方は紅葉がきれいだが、下に下るに従って色づきが無くなる。この様子なら下の方は10月末〜11月初旬でも良いかもしれない。 蔵王温泉に入り、一番最初に見える蔵王ロープウェイに乗ることにした。 先程熊野岳から見た三宝荒神山の紅葉がきれいだったので、ロープウェイで一気に登ってみることにしたのである。蔵王温泉からはロープウェイが3本あり、時間短縮のため全部に乗ることにした。 時間があれば一旦上に上がってから遊歩道を歩いて移動したいところだが、帽子事件の影響で(^^;らくちんコースで行くしかなくなった。蔵王温泉に入る前に上まで繋がっている林道があり、これを使う手も考えていたが、残念ながら通行止めだった。 |
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山麓駅から樹氷高原駅までの山麓線と、樹氷高原駅から地蔵山山頂駅までの山頂線の2本があり、往復の4区間で2500円。 ロープウェイの中から写真を撮るが、窓は汚れたり傷がいっていたりで窓越しだと写真のシャープさが出ない。室内の写り込みもあるので、デジタルカメラでなければ撮影はあまりしない方が良いかもしれない。 しかし、山肌の紅葉はきれいで、山が雄大なので色づきの範囲も多く気持ちがよい。左の写真の中央の山が三宝荒神山。 |
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山麓線の樹氷高原駅を降りて次の山頂線の乗り場に向けて少し歩く。ここから夏山リフトに乗り換えて、松が多く見られる観松平やいろは沼へ行くことが出来るが、時間が無いので今回は見送ることにした。 ←山頂線の乗り場 次の駅から山頂駅に向けて一気に高度を上げる。窓越しに見える三宝荒神山の紅葉がとてもきれいである(下の2枚の写真)。 山麓線・山頂線共に乗車時間は7分。 |
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蔵王温泉 14:00 | 樹氷高原駅 14:20 | 蔵王地蔵尊 14:30 | 三宝荒神山 14:50-15:05 |
地蔵山山頂駅までロープウェイで一気に上がり、少し歩くと大きな蔵王地蔵尊がある(左の写真) 一緒に写っている人と比べると分かるが、結構大きなお地蔵さまである。山の鞍部の広い場所に忽然と姿を現すので、なんだか違和感を覚えてしまう(^^; ここから地蔵山と三宝荒神山に別れ、熊野岳への道もある。時間がないので三宝荒神山だけ登るが、こちらは周回ルートになっている。 |
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遠くで見ると輝いてきれいだったが、近くに寄ってみると、枯れた葉っぱも多く混じり、葉っぱを大きく写そうとするとちょっとためらってしまう(笑) 加えて日の光が傾いてきているので、朝の光のような青い色ではなく赤味がかかった光なので紅葉がくすんで見える。とは言う物のきれいなのは間違いない。期待が大きすぎただけである^^ ハクサンシャクナゲの葉っぱも多いので、花の頃は良いだろう。 |
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日が傾いているので影の部分も多くなっていたが、まだまだ紅葉は輝いている。 左の写真の中央奥の山が先程登った熊野岳である。右手に山腹を横切る道が見えるが、それが登山道である。 写真には写っていないが、この右手に地蔵山があり、ほぼ直線の急坂の登山道がある。 |
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花はさすがに無いが、マユミのような赤い実とキャラボク(左の写真)の赤い実はあった。 紅葉を見に来ても、他のものを探そうとするのはカメラマンの性質か(笑) もっとも、知らない人はこうした物には気付きもしないだろうが、私は山登りをしている関係で、いろいろなものに気付くことが出来るようになったのである。 |
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山麓駅 15:30 | 蔵王中央 ロープウェイ 温泉駅 15:35 |
再びロープウェイに乗って麓に下る。 ちょうどロープウェイのゴンドラの窓が開けられていたので、そこからレンズを突きだし、魚眼レンズで広範囲に撮影。夕方の赤い光で紅葉も赤味を増している(左の写真)。 冬はこれらの木々に雪が積もって樹氷になるのだろう。真冬に来ても面白そうだ。 |
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鳥兜駅 15:50 |
麓に着いたら車で蔵王中央ロープウェイに移動。ここのロープウェイは往復1200円。北側にももう一本蔵王スカイケーブルというロープウェイがあり、往復1200円でどちらを利用しても構わない。鳥兜山(1387m)まで一気に登る。 ここは蔵王温泉街が近いので、温泉街を見下ろせる。 ←鳥兜山の紅葉。夕方のせいか少し茶色く見える。 |
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山頂の鳥兜駅に到着して外に出ると、真っ正面に錦秋の山肌が目に飛び込んでくる。 一緒にロープウェイに乗ってきていた人たちも「うぉ〜」と感嘆していた。 |
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鳥兜山 15:52 |
右に少しだけ登ると鳥兜山の山頂に到着し、見事な紅葉が拡げられる(左の写真)。 夕方の赤い光でくすんだ感じにはなるが、素晴らしい景色である。 もう少し来るのが早かったらもっと色がきれいだったろう。 時間が無い場合は、ここだけを見ても来た甲斐があると思う。 |
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蔵王温泉方面も見渡せる(左の写真)。 完全な逆光になるので、普通はこの状況で撮影しても真っ暗になって写らないが、それなりのカメラとレンズなので^^夕焼けの町並みも写せる。 |
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さて、本来の計画ではここから高原の沼(片貝沼、目玉沼、ウツボ沼など)を散策しながら歩き、ドッコ沼へ行って帰る予定だったが、時間が押していて、ロープウェイの最終便に乗り遅れる可能性があったので、これ以上の散策は諦めた。 よって鳥兜駅そばにある夏山リフトでドッコ沼方面に下り、もう一つのロープウェイ、スカイケーブルの中央高原駅から下山することにした。 ←赤い実がきれいだった。 |
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夏山リフト 16:05 |
夏山リフトは片道250円。往復は400円。 きれいな紅葉を見ながら下ることが出来るが、山に影が差し、夕暮れの寂しい感じがして紅葉の色合いも違って見えてくる。 左の写真はリフトに乗りながら、そばにある森を撮影。 揺れるリフトの上からの撮影なので、ブレているのはご勘弁を^^ でも、森の木立がきれいだった。 |
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ドッコ沼 16:13 |
リフトを降りて左に下ってゆくとドッコ沼がある。 薄暗くなっていて紅葉の鮮やかさは出ないが、落ち着いたしっとりとした色合いが美しい。 ナナカマドの紅葉などもあったが、葉っぱが傷んでいたので、割愛。 水面が鏡のようになっていて、紅葉の映りこみがある。 |
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静かな沼の周囲を紅葉した木々が取り囲んでいる。 映り込みがきれいで、幻想的な雰囲気が漂っている。 あまり期待していなかったが、これは早くに来るべきだったな〜すぐそばにホテルがあるのだが、予約が一杯で泊ることが出来なかった。もしホテルが空いていたなら、早朝に撮影に出かけたい場所である。 16時をとっくに回っていたので諦めて駅に向かう。 途中、不動滝への案内があったが、往復で1時間以上かかるので諦めざるを得ない。ドッコ沼に泊れたなら...とまた思ったり^^ |
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スカイケーブル 中央高原駅 16:30-45 |
駅に到着し、缶コーヒーで身体を温め、夕日がきれいだったので、しばらく暮れるのを待って撮影し、ロープウェイで下りる。往復乗車券を持っているので、スカイケーブルの方でも乗ることが出来る。 17時が最終便で、ほぼお客さんはなし。ゴンドラは次々に来るタイプなので、少々の遅れは待ってくれると思うが、やはり無理強いはしないほうが良い。 |
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ロープウェイで麓の上の台駅へ向けて下る。 昔のゴンドラなので、窓に傷がたくさんあり、かつ逆光なので写真を撮れる状況ではなかったが、窓が開いていたので、その隙から撮影(左の写真)。 夕焼けに染まる紅葉の山もきれいだ。 |
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上の台駅 16:55 | 蔵王温泉 |
麓の上の台駅に到着し、車を置いてある中央ロープウェイまで歩いてゆく。 駅の前の道を左に進み、神社のところで右折して長い急階段を下ると温泉街に入り、共同浴場の上湯のところに出る(左の写真)。 温泉街らしい硫黄の臭いがプンプンである。温泉街を下り、今度は下湯があり、ここは足湯がある。薄暗い夕方なので店には人影は少なくなっていた。 |
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温泉街も店仕舞いの雰囲気だが、そんな中おもしろい物を発見。「いが餅」である。 私の地元、呉のお祭りでは必ず売られている温かいおまんじゅうで、着色した餅米を飾りに乗せているもので、お祭り=いが餅という図式が成り立つ。呉以外でもいが餅が売られているとは。 途中川が見られるところがあったが、硫黄の匂いを立たせた川が流れていた(左の写真)。蔵王温泉は湯量が豊富なので、余った分を流しているのだろうか。 |
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ホテル 17:30 |
観光案内所の所まで下り、左折してしばらく歩くと中央ロープウェイの駅に到着。そこから車に乗って今日の宿泊地に入る。 昨日のホテルと同じ系列なので期待していなかったが、今日の方が料金は安いのに内容が良かった。料理の内容はそれほど大差はないのだが、昨日が冷凍食品を解凍しただけみたいな感じだったのに、こちらはちゃんと料理人が作っている感じがした。ただ、水っぽい卵だけはマイナス^^ 一番良かったのは温泉。 蔵王温泉全体もそうなのだろうが、白濁した温泉らしい温泉で、今まで入った温泉の中でも指折りに良いお湯だった。3回も入ってしまったが、この温泉に入るだけでも価値はあると思う。温泉成分が濃いのか、翌日も服に硫黄の匂いがついていた。これで健康になったかな(^0^) この日も過密スケジュールだが、翌日も過密スケジュールである。それは次回に... |
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⇒1.10月13日 称名寺のシイノキ・高蔵寺 | ||||
⇒2.10月14日前編 宮城蔵王(お釜・熊野岳) | ||||
⇒3.10月14日後編 山形蔵王(ロープウェイ・蔵王温泉) | ||||
⇒4.10月15日前編 山寺と大ケヤキ | ||||
⇒5.10月15日後編 銀山温泉・アカマツ・鳴子峡 | ||||
⇒6.10月16日 秋保大滝 | ||||
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