【行程】 道の駅 むらやま | 銀山温泉 | 満沢の アカマツ | 東法田の 大アカマツ | 鳴子峡 | 秋保温泉 ホテル瑞鳳 |
TONARIの 色撮り撮りの「紀行」 | |||
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秋の蔵王・山寺と温泉と巨樹と (銀山温泉・アカマツ・鳴子峡) | 2007年10月13日〜16日 | |||
宮城県・山形県 | ||||
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<10月15日(日)>後編 | ||||
道の駅むらやまを後にして、次は銀山温泉を目指す。 基本的に銀山温泉の案内は出ているので、それに従えばよい。国道13号線を北上し、尾花沢市に入って国道347号線とぶつかったら右折。しばらく国道347号線を走り、県道29号線に右折し、やがて銀山温泉の案内があるのでそれにしたがって左折。まもなく銀山温泉手前に来るが、温泉街は狭いため駐車場がないと聞いていたので、共同駐車場と表示のあるところに停める。あまり広いとはいえないが、停められるスペースがちょうど空いていた。 ここから徒歩で温泉街に向かって5分ほど下ってゆく。昼間限定ながら観光客向けに駐車場を提供しているところがあるが、たいした距離でもないことだし、広くは無いので先程の共同駐車場に停めるのが無難である。銀山温泉の宿泊者は駐車場がある。 |
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やがて温泉街に到着。 銀山温泉は小さな温泉街で、川の両側に旅館が建ち並び、なかなかに趣がある。奥にある旅館は古い温泉街の風情を良く残してある。 温泉街と言うと、どうしても大きな鉄筋コンクリートの豪華なホテルが林立しているというイメージがあるが、ここは木造の建物がメインで、より温泉情緒が感じられる。 |
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銀山温泉 12:45 13:30 |
←銀山温泉の紹介でよく使われる旅館。 当初はこの旅館に宿泊予約を入れていたものの、スケジュール的に難しくなったのでキャンセルせざるを得なかったのだが、こんなところであれば泊まってみたかった。 夜はより風情があるだろう。 |
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←入口方面に振り向いて 小さな川(銀山川)に多くの橋が架けてあり、この橋の多さもここの特徴である。 ああ、やっぱりここは宿泊して、温泉情緒に浸りたい場所である(笑)。 雪が積もり、ほの暗い照明がぼんやりと温泉街を照らし、浴衣姿の人々が行き交う...う〜ん、絵になる景色だ(←妄想^^) |
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白銀の滝 | さて、温泉街を通り抜けて少し歩くと遊歩道があり、白銀の滝という2条のなかなか格好の良い滝が流れ落ちている。 左右の流れで表情が異なり、水量も多く、懐も大きい。落差は22m。 左の写真を写したところでも飛沫が飛んできていたので、水の勢いはかなりのものだと思われる。 |
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←この銀山川の流れがきれいだったので、スローシャッターで流して写してみた。 銀山温泉街から約1時間歩けば、この温泉の名前の由来となった銀山鉱洞まで遊歩道があるようだ。しかし、何せ今日は過密スケジュールなので、とてもそこまで行く余裕が無いので、この白銀の滝で引き返すことにした。 土産物屋も甘味処も表を見るだけで通り過ぎ、温泉街に訪れたにしては寂しい訪問になってしまい残念。今度は時間があるときに訪れたい。 |
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とは言え、温泉に浸からないのも寂しいので、河原に作ってあった足湯に浸かってみた。 しかし、これが熱かった! 隣にいたカップルは平気そうに入っていたので、温度が違うのか? 足が温もったお陰で、身体全体がホカホカしてきた。 |
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少し後ろ髪を引かれながら、次の目的地に向かう。次の目的地は最上町にある「満沢のアカマツ」。 国道347号線に戻り、少し西へ進む。まもなく最上町へ向かって右折し、県道28号に入る。山刀伐トンネルを越えて赤倉温泉手前で左折して満沢地区に入る。集落の中に入ると案内看板が出ているのでそれにしたがって左折。やがて右手上方に立派な赤松が見える。駐車場は無いので車を路肩に停める。少し奥に行くと道幅が広くなっている。 |
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満沢の アカマツ 14:00〜15 |
「満沢のアカマツ」 樹高25.4m 幹周り6.55m 推定樹齢500年 町指定天然記念物 階段を登って根元付近まで登る。 3本に分岐して更に枝を展開しているきれいな樹形で、アカマツでこれだけ端正な樹形は初めてである。 樹皮が剥がれているところも見られるが、樹勢としては良いのではないだろうか。小高い場所にあり、風の影響を受けそうだが、長生きして貰いたいアカマツである。 |
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さて、次に向かうのは日本一のアカマツである。 元の道に戻り、満沢川に沿って進むとやがて国道47号線に合流する。国道を西進し、日本一のアカマツの標識があるところで右折。後は標識に従えばよい。見学者用の駐車場があり、駐車場からアカマツの頭だけを見ることが出来る。 |
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東法田の 大アカマツ 14:30〜50 |
「東法田の大アカマツ」 樹高22m 幹周り7.5m 推定樹齢5〜600年 県指定天然記念物 駐車場から植林の中の山道を5分ほど登れば、急斜面に根を下ろして聳える日本一のアカマツが待ち構えている。この木も先程の満沢のアカマツと同じ様に根元から近い位置で分岐して聳えている。 樹肌はゴツゴツとしてアカマツという感じはしないが、上の方は樹肌が赤く、やはりアカマツである。 斜面がきついので、のんびりと見学は出来ないが、現存する中では最大のアカマツなので、是非見ていただきたい木のひとつである。日本一と言うだけあって見学者が数組おられた。 マツ科は全国的に衰退の傾向があるので、今後これ以上のアカマツを見ることは出来ないのではないかと思われる。それだけ貴重な巨樹である。 |
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この近辺は他にも行きたい巨樹が山ほどあるのだが、行程的に全く無理なので、諦めて次の目的地、鳴子峡に向かう。 国道47号線に戻り今度は東進する。温泉の案内などを見ながら進み、中山平温泉を過ぎて少し走ると鳴子峡の駐車場があるのでそこに入る。駐車場は有料で500円。あまり長居しないのに勿体無い気もするが、こういう観光地では仕方あるまい。 |
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鳴子峡 15:20 16:00 |
駐車場の脇から階段と坂道の遊歩道をグングン下る。 紅葉は例年10月下旬くらいが良いそうなので時期的に早く、色づきも浅かった。 この分だと下まで降りてもおもしろくなさそうで、ここで引き返してもいいのだがなぁ〜と思いながら^^折角なので下まで降りてみることにした。 ←遊歩道から大深沢橋の方を撮影 |
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大深沢橋の真下くらいまで下り、鳴子峡の流れのそばまで来る。 鳴子峡は深い峡谷で、見上げるような岩がある。 パンフには何たら岩やらがいくつも書いてあり、ここも時間があれば散策したいところだが、紅葉の進み具合ももう一歩であるし、もう暗くなるので、急な階段を登って帰ることにした。 紅葉には早い時期ではあるが、有名な渓谷である為か割りと観光客も多く遊歩道を歩いていた。駐車場からこの場所までの急坂は、足腰の弱い人には少し辛いかもしれない。 |
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←夕日に照らされた対岸のアカマツの大木 駐車場に戻り、お土産屋さんを物色し、名産の鳴子こけしなどを買って帰る。←まだ買い物^^ これで今日の予定は終わりで、後は今日の宿泊地、秋保温泉まで行くだけである。 |
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とは思いながら、当初時間があれば寄る予定だった日本こけし館の正面まで行って、大きなこけしと記念撮影だけをする。とても見学する時間が無く、やはり行程的に無茶すぎた(^^; 国道47号線をそのまま東進し、鳴子温泉の硫黄の臭いを嗅ぎながら(鳴子温泉も散策したかった...)今日の宿泊地秋保温泉を目指す。国道を東進し、古川ICから高速に乗り、高速道路を南下して仙台南ICで下りて国道286号線を西へ。この頃には周り暗くなって周囲の様子は分からなくなっていた。悪いことに雨が降り出し、街頭もないので、知らない道では不安な運転になった。県道62号線に入り少し走ればようやく秋保温泉に到着。最後のこの2時間弱の運転が疲れた(^^; |
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秋保温泉 ホテル瑞鳳 17:50 宿泊 |
本日のお宿はホテル瑞鳳である。行ったことはなくても聞いたことはあると思われる有名ホテルである。 今までのホテルと違って、車を入れたら迎えが来て荷物を持ってくれる。中に入ると赤い絨毯が敷いてあり、ロビーも大きく開放的。ちゃんと外の庭のライトアップをしてある(左の写真)。 エレベーターの扉は赤い漆(?)で中はガラス張り。宿泊する階にも絨毯が敷いてあり、ひとつの部屋も普通の家屋のような趣。玄関は広く、飛び石がある。3階なのに窓からは庭が見える。普通窓のそばは一対のテーブルとなっているが、ここは広々の二対。や〜これはゆったりとしている。 |
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風呂は広くて打たせ湯、立ち湯も含めて多くの浴槽がある。 食事は夕食も朝食もバイキングだが、前2日のホテルとは違って質が高い。昔なら私のような貧乏人が泊まれるようなホテルではなかったが、経営難で他に売られて低価格路線となったので泊まれるようになったのである。 しかし見るからにここはイニシャルコストが高いな〜昔のように温泉が儲かっていた時代なら良いが、少しでも安さを求める昨今では生き残れなかったのだろう。同価格帯のホテルと比べて施設も料理も質が高いので、また泊まりたいホテルである。 さあ、これで3日目は終了。この旅行もあと1日を残すのみとなった。それは次回に。 |
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⇒1.10月13日 称名寺のシイノキ・高蔵寺 | ||||
⇒2.10月14日前編 宮城蔵王(お釜・熊野岳) | ||||
⇒3.10月14日後編 山形蔵王(ロープウェイ・蔵王温泉) | ||||
⇒4.10月15日前編 山寺と大ケヤキ | ||||
⇒5.10月15日後編 銀山温泉・アカマツ・鳴子峡 | ||||
⇒6.10月16日 秋保大滝 | ||||
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